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はやぶさ2が目指す小惑星 名前はRyuguに
10月5日 15時19分

はやぶさ2が目指す小惑星 名前はRyuguに
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生命の起源に迫ろうと、日本の小惑星探査機、はやぶさ2が3年後の到達を目指している小惑星の名前が、おとぎ話に登場する水に囲まれた竜宮城の世界にちなんで、アルファベット表記で「Ryugu」に決まりました。
去年12月に打ち上げられた日本の小惑星探査機、はやぶさ2は生命の起源に迫る手がかりとなる物質を探そうと、地球と火星の間で太陽の周りを回っている小惑星を目指し、飛行を続けています。
この小惑星は、アメリカの大学などが16年前に発見したもので、仮の名前が付けられていましたが、大学側の好意で日本で正式な名前がつけられることになり、JAXA=宇宙航空研究開発機構が一般から名前を募集していました。
応募は7336件寄せられ、選考が行われた結果、小惑星の名前はアルファベット表記で「Ryugu」に決まり、天体の名前を管理している国際天文学連合にも登録されました。
JAXAによりますと、天体の名前は神話に由来することが望ましいとされていることや、はやぶさ2が目指す小惑星には、水を含んだ岩石があると期待されていることから、おとぎ話の浦島太郎に登場する、水に囲まれた竜宮城の世界にちなんだ名前に決めたということです。
現在、地球の軌道の近くを飛行しているはやぶさ2は、ことし12月3日に小惑星に向けて大きく進路を変える予定で、小惑星への到達は3年後の2018年の予定です。

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