韓国・ウクライナ外相会談 多方面での協力強化で一致

【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の尹炳世(ユン・ビョンセ)長官は18日、ウクライナのクリムキン外相とソウルで会談し、両国関係の発展や国際舞台での協力策などについて意見を交わした。外交部が伝えた。ウクライナ外相の来韓は11年ぶり。

 双方は会談で、1992年に国交を結んで以来、両国の友好・協力関係が着実に発展していると評価。人的交流、貿易・投資、開発、領事、教育・文化など、多方面で協力を深めていくことで合意した。

 尹長官は、インフラ事業への韓国企業の参入、農業協力、IT・情報分野での持続的な事業発掘などに対する力添えを求めた。

 また、北朝鮮が人工衛星打ち上げと称した長距離弾道ミサイルの発射や4回目核実験に踏み切る可能性を念頭に、こうした挑発を抑え込むための国際協力の重要性を訴えた。

 クリムキン外相はこれに対し、朝鮮半島の平和・安定と北朝鮮の非核化に向けた韓国政府の努力に対する支持をあらためて表明したという。

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) The Chosun Ilbo & Chosunonline.com>
関連ニュース