世界オーガニック産業EXPO 韓国・槐山で開幕 

【清州聯合ニュース】韓国中部の忠清北道槐山郡で18日、「2015槐山世界オーガニック産業EXPO」が開幕した。

 このエキスポは世界初の「オーガニックオリンピック」で、世界最大規模のオーガニックイベント。

 国際有機農業学会(ISOFAR)の公募で忠清北道が開催地に選ばれた。

 「オーガニックライフ、サイエンスが人々と出会う」をテーマに、ISOFARと忠清北道、槐山郡が共催し来月11日まで開かれる。

 開会式では組織委員会共同委員長を務める国民的コメディアンのソン・ヘ氏が開幕を宣言し、同道の李始鍾(イ・シジョン)知事とISOFARのラーマン会長が開会のあいさつを述べた。

 潘基文(パン・ギムン)国連事務総長や黄教安(ファン・ギョアン)首相らからのお祝いのビデオメッセージも放映された。

 公式行事後には7人組男性グループ、BTOB(ビートゥービー)やトロット(韓国の演歌)歌手のジンソン、キム・スヒらの祝賀公演が続いた。

 エキスポは10のテーマ展示館と七つの屋外展示場などからなる。

 ラーマン会長をはじめ世界的に著名な有機農業の専門家らによる国際学術会議やフォーラム、セミナーなど、18回の学術行事も行われる。

 米国や日本、ドイツなど26カ国・地域から264のオーガニック関連企業と約620人のバイヤーが参加し、3回にわたり輸出商談会が開かれる。

 組織委員会は外国人4万人を含む計66万人の来場を予想している。

 経済効果は生産誘発額が1072億ウォン(約110億円)、所得誘発額が229億ウォン、付加価値が490億ウォンと見込まれた。また、1824人の雇用創出効果も期待される。 

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