ニュース詳細
子宮頸がんワクチン 医療費給付へ審査開始9月18日 6時58分
k10010239401_201509180656_201509180657.mp4
子宮頸がんワクチンを接種したあと原因不明の体の痛みなどを訴える患者が相次いでいる問題で、厚生労働省は18日から医療費などの給付に向けた審査を始め、接種との因果関係が否定できない場合は救済することにしています。
子宮頸がんワクチンを巡っては、接種後、原因不明の体の痛みを訴え症状が回復していない若い女性の患者が、中学生や高校生を中心に186人いて、このうちの70%以上が通学できないなど学校生活に支障が出ていたことが、厚生労働省の調査で分かっています。
調査結果を受け厚生労働省は、18日から医療費などの給付に向けた審査を始めることになりました。申請は17日までに86件寄せられていますが、症状は痛みや認知機能の低下などさまざまで、症状が出るまでの期間も接種直後から1年以上と多岐にわたっているということで、厚生労働省はカルテなどの書類を基に審査したうえで、接種との因果関係が否定できない場合は救済することにしています。
一方、接種と症状との因果関係は依然として解明されていないため、厚生労働省は、ワクチンを接種した人と接種していない人を対象にした大規模な疫学的な調査を新たに行うことにしています。
調査結果を受け厚生労働省は、18日から医療費などの給付に向けた審査を始めることになりました。申請は17日までに86件寄せられていますが、症状は痛みや認知機能の低下などさまざまで、症状が出るまでの期間も接種直後から1年以上と多岐にわたっているということで、厚生労働省はカルテなどの書類を基に審査したうえで、接種との因果関係が否定できない場合は救済することにしています。
一方、接種と症状との因果関係は依然として解明されていないため、厚生労働省は、ワクチンを接種した人と接種していない人を対象にした大規模な疫学的な調査を新たに行うことにしています。