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海外投資家の「売り越し」 過去2番目に
9月18日 0時40分

海外の投資家が先週、日本市場で株式を売った額は、買った額を1兆円以上、上回る大幅な「売り越し」となり、その規模は昭和62年10月に世界的に株価が暴落したいわゆる「ブラックマンデー」の週以来、過去2番目となりました。
東京証券取引所がまとめた株式の売買状況によりますと、海外の投資家が先週、日本市場で株式を売った額は、買った額を1兆348億円上回る大幅な「売り越し」となりました。
「売り越し」の額は、28年前の昭和62年10月に世界的に株価が暴落した、いわゆる「ブラックマンデー」の週の1兆1220億円以来、過去2番目の規模で、海外投資家はこれで5週連続の「売り越し」となりました。
これについて市場関係者は「中国経済の減速などで世界経済の先行きに不透明感が増し、投資家の間でリスクを避けようという動きが強まっていることが背景にある」と分析しています。
東京株式市場では、株式の売買高に占める海外の投資家の割合がおよそ60%に上り、株価に大きな影響を及ぼすだけに、当面、海外投資家の動向が注視されます。

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