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北海道~沖縄などに津波注意報9月18日 5時48分
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17日に南米チリの沖合で発生した巨大地震で、気象庁は18日午前3時に太平洋沿岸を中心とする各地に津波注意報を発表しました。予想される津波の高さは最大で1メートルで、すでに津波の到達予想時刻を過ぎているところがあり、気象庁は海岸や川の河口付近に近づかないよう呼びかけています。
気象庁によりますと、17日午前8時前に発生した南米チリ中部の沖合を震源とするマグニチュード8.3の巨大地震では、チリの沿岸で4メートルを超える津波を観測し、震源からおよそ1万キロ離れたハワイの検潮所でも夜遅くに90センチの津波を観測しました。気象庁は日本にも津波が到達するおそれがあるとして、18日午前3時に、北海道から九州にかけての太平洋沿岸と、沖縄・奄美、伊豆諸島と小笠原諸島、青森県日本海沿岸、大分県の豊後水道沿岸と瀬戸内海沿岸、愛媛県宇和海沿岸、それに鹿児島県西部に津波注意報を発表しました。
予想される津波の高さはいずれも最大で1メートルで、すでに津波の到達予想時刻を過ぎているところがあります。このあとも午前8時にかけて、北海道から沖縄県の各地で第1波の到達が予想されています。
津波は、強い力で人や物を押し流します。震源が遠い地震では津波が周辺の陸地などに何度も反射して長い間続きます。また、東日本大震災の被災地は、地盤が沈んだり堤防が壊れたりして浸水しやすくなっています。
気象庁は、津波注意報が解除されるまでは海岸や川の河口付近には近づかないよう呼びかけています。
予想される津波の高さはいずれも最大で1メートルで、すでに津波の到達予想時刻を過ぎているところがあります。このあとも午前8時にかけて、北海道から沖縄県の各地で第1波の到達が予想されています。
津波は、強い力で人や物を押し流します。震源が遠い地震では津波が周辺の陸地などに何度も反射して長い間続きます。また、東日本大震災の被災地は、地盤が沈んだり堤防が壊れたりして浸水しやすくなっています。
気象庁は、津波注意報が解除されるまでは海岸や川の河口付近には近づかないよう呼びかけています。
津波注意報は5月の地震以来
津波注意報が発表されたのは、ことし5月3日に鳥島近海で起きた地震以来で、このときは伊豆諸島の八丈島で60センチの津波を観測しました。
また、海外で発生した地震で国内に津波注意報が発表されたのは、去年4月に南米のチリ北部沿岸で起きたマグニチュード8.1の巨大地震以来で、このときは岩手県の久慈港で55センチの津波を観測しました。
また、海外で発生した地震で国内に津波注意報が発表されたのは、去年4月に南米のチリ北部沿岸で起きたマグニチュード8.1の巨大地震以来で、このときは岩手県の久慈港で55センチの津波を観測しました。