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豪雨で流出の除染ごみは395袋9月15日 14時48分
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福島県飯舘村で、除染で出た放射性物質を含む草などを入れた袋が豪雨の影響で川に流れ出した問題で、流出したとみられる袋は395に上り、発見されたうちおよそ半数が破れて中身が無くなっていたことが分かりました。
飯舘村では、今月11日、除染作業で出て仮置き場に運ぶまでの間、川沿いの農地に置かれていた放射性物質を含む草などが入った袋が、豪雨の影響で、新田川と支流の比曽川に流れ出しているのが見つかりました。
環境省が、当時、農地に置かれていた袋の数と、現在残っている数との差から推計したところ、流出したとみられるのは合わせて395袋に上ることが分かりました。すでに発見された314袋のうち、およそ半数の151袋が破れて中身が無くなっていたということです。また、発見されたうち、除染された土壌が入っていたのは17袋で、そのほかの多くの中身は草や木だということです。
15日の閣議後の記者会見で、望月環境大臣は、袋に入っていた草や木は最近刈られたもので放射線量は低く、環境に影響が生じる可能性は低いとしたうえで、「引き続き袋の回収に全力を尽くすとともに、今後、豪雨が予想される場合は袋をロープで固定したり、仮置き場に優先的に移動させたりするなど再発防止策を徹底させたい」と述べました。
環境省が、当時、農地に置かれていた袋の数と、現在残っている数との差から推計したところ、流出したとみられるのは合わせて395袋に上ることが分かりました。すでに発見された314袋のうち、およそ半数の151袋が破れて中身が無くなっていたということです。また、発見されたうち、除染された土壌が入っていたのは17袋で、そのほかの多くの中身は草や木だということです。
15日の閣議後の記者会見で、望月環境大臣は、袋に入っていた草や木は最近刈られたもので放射線量は低く、環境に影響が生じる可能性は低いとしたうえで、「引き続き袋の回収に全力を尽くすとともに、今後、豪雨が予想される場合は袋をロープで固定したり、仮置き場に優先的に移動させたりするなど再発防止策を徹底させたい」と述べました。