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東芝株主 歴代経営陣に10億円賠償請求を9月9日 5時50分
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東芝の不正な会計処理を巡り、株主の男性が、会社の監査委員に対し歴代の経営陣に10億円の賠償を請求するよう求めました。実現されない場合、株主代表訴訟を起こす方針です。
東芝は、不正な会計処理が発覚して決算発表が2度にわたって延期される異例の事態となり、7日過去7年間の税引き前の利益が当初より2248億円減ると発表しました。
これについて株主で奈良県に住む男性が「歴代の経営陣には、不正な会計処理が行われていることを認識しながら、中止や是正を指示しなかった注意義務違反がある」などとして、会社の監査委員に対しこの時期の3人の社長を含む役員28人に10億円の賠償を請求するよう求めました。60日以内に実現されない場合、株主代表訴訟を起こす方針です。
男性の代理人の金啓彦弁護士は「第三者委員会の調査では解明しきれなかった真相があると考えていて役員の責任を裁判で明らかにしたい。今回の問題は、日本の企業統治や株式市場などへの信頼を大きく損ねる行為だ」と話しています。
一方、東芝は「現時点で通知などは届いていないのでコメントできない」としています。
これについて株主で奈良県に住む男性が「歴代の経営陣には、不正な会計処理が行われていることを認識しながら、中止や是正を指示しなかった注意義務違反がある」などとして、会社の監査委員に対しこの時期の3人の社長を含む役員28人に10億円の賠償を請求するよう求めました。60日以内に実現されない場合、株主代表訴訟を起こす方針です。
男性の代理人の金啓彦弁護士は「第三者委員会の調査では解明しきれなかった真相があると考えていて役員の責任を裁判で明らかにしたい。今回の問題は、日本の企業統治や株式市場などへの信頼を大きく損ねる行為だ」と話しています。
一方、東芝は「現時点で通知などは届いていないのでコメントできない」としています。