こんにちは、田中です。
あなたは、盆栽を見たことはありますか?おじいさんが良く手入れしているあれです。
今日はあなたに、盆栽の「たった1つの」最大の見どころとは何か、についてお話します。
盆栽はあるものを表現する
盆栽は、あるものを表現するという点が、盆栽の最大の見どころです。
それは、時間です。
盆栽の木に時間をとじこめ、目で見えるようにして、時間を表現すること、
それが盆栽の最大の見どころです。
例えば、見た目が100歳くらいの盆栽があったとしましょう。
その盆栽は100年くらいの歳月がたっているような、かなり古そうな松の木です。
しかし、実際はその盆栽の松は、5年しかたっていません。
実際は5年でも、あたかも100年の歳月がたっているかのように、見せるのです。
そのことによって、その盆栽は100年という時間を表現しているのです。
つまり、盆栽は時間を表現する芸術なのです。
盆栽は時間を見えるようにする
あるいは、見た目は1000年くらいの時間がたったような盆栽があります。
見た目は1000歳くらいの松です。
しかし、実際は10年しか時間がたっていない盆栽です。
この盆栽は、1000年という時間を表現しているのです。
言い換えると、1000年という時間を盆栽の中にとじこめ、
時間を見えるというに表現している、ということです。
時間を目で見えるようにするのです。
したがって盆栽の見どころは、時間を木の中に閉じ込め見えるようにし、
100年や1000年という時間を表現することです。
以上、あなたに盆栽の最大の見どころについてお話しました。
今日も最後まで手紙を読んでくれてありがとうございました。
今回のまとめ
・盆栽は、100年とか1000年という時間を木によって表現する。
・盆栽は、時間を木の中にとじこめ、時間を目で見えるようにする。