朴大統領 3日間の訪中終え帰国=抗日戦勝行事に出席

【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が3日間の中国訪問を終え、4日午後に帰国した。

 朴大統領は中国の「抗日戦争と世界反ファシズム戦争勝利70周年」記念式典に出席するため、2日に訪中した。北京入りしてすぐに習近平国家主席と首脳会談し、朝鮮半島の緊張を高める北朝鮮の挑発に反対する立場を確認した。また、朝鮮半島の非核化に向けた対話を再開すべきだとの認識でも一致した。

 朝鮮半島の統一をめぐっても踏み込んだ議論を交わし、平和統一に対する中国の支持をあらためて確認した。

 同時に、2015年5月を最後に中断されている韓中日首脳会談を10月末か11月初めに韓国で開催することでも合意した。

 朴大統領は続けて李克強首相と会談し、6月に正式署名した両国の自由貿易協定(FTA)をはじめとする経済懸案を話し合った。

 3日には天安門広場で開かれた戦勝70周年式典と軍事パレードを習主席のすぐそばで参観。韓中の蜜月ぶりを示した。

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