江戸川夏樹
2015年9月4日17時58分
「空中都市」と呼ばれる世界遺産のマチュピチュ遺跡があるペルーのマチュピチュ村と、福島県大玉村が友好都市提携する。3日、ペルーのエラルド・エスカラ大使らが発表した。マチュピチュ村が提携するのは初めて。村に移り住み、世界的な観光地になる礎を築いた村長が大玉村出身だったことから、マチュピチュ村が提携を申し入れた。
安達太良山(あだたらやま)のすそ野に広がる大玉村(人口約8500人)で記者会見を開いたエスカラ大使によると、マチュピチュ村は遺跡のある山のふもとに約3千人が住む。世界中から多くある友好都市提携の申し入れを「縁や関わりがないから」と断り続けてきたという。「恩人、野内与吉さんの故郷と真っ先に提携を結びたかった」と村の意向を説明した。
野内さんは1917年、21歳の時に移民としてペルーへ渡った。国鉄に勤め、マチュピチュ村までの線路敷設に携わった後、遺跡の美しさを世界に広めたいと移住。何もなかった村に水力発電設備を作り、ホテルを建てた。2年間村長を務め、69年に亡くなった。
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朝日新聞社会部
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