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五輪エンブレム入りグッズ 一転して使用中止に9月4日 16時34分
東京都の舛添知事は、白紙撤回されたオリンピック・パラリンピックのエンブレムの入った紙袋などについて、すべて使い切る考えを示していましたが、ベルギーのデザイナーから自分の作ったロゴマークに似ているとして使用の差し止めを求める訴えが起こされていることを踏まえ、組織委員会と協議した結果、一転して使用を中止することを明らかにしました。
東京都はこれまでにエンブレムの入ったポスターなど、およそ4600万円分を発注していて、すでにポスター2万枚、手提げの紙袋4000個など、およそ310万円分が納品されていたほか、多くの職員がエンブレムの入った名刺を作っていました。
エンブレムを巡っては、ベルギーのデザイナーから自分の作ったロゴマークに似ているとして使用の差し止めを求める訴えが起こされていますが、舛添知事は2日、ポスターなどを除き、紙袋や名刺については「もったいないので使う」と述べ、すべて使い切るよう職員に指示していました。
しかし、舛添知事は4日の定例会見で「組織委員会から裁判に影響を与える可能性は排除したほうがいいという見解が示された」と述べ、一転して紙袋や名刺の使用を中止することを明らかにしました。そのうえで、舛添知事は「保存する職員がいるかもしれないし、ゴミ箱に捨てる職員もいるかもしれない」と述べました。都
によりますと、保管されている紙袋などを直ちに廃棄するかどうかは、決まっていないということです。
エンブレムを巡っては、ベルギーのデザイナーから自分の作ったロゴマークに似ているとして使用の差し止めを求める訴えが起こされていますが、舛添知事は2日、ポスターなどを除き、紙袋や名刺については「もったいないので使う」と述べ、すべて使い切るよう職員に指示していました。
しかし、舛添知事は4日の定例会見で「組織委員会から裁判に影響を与える可能性は排除したほうがいいという見解が示された」と述べ、一転して紙袋や名刺の使用を中止することを明らかにしました。そのうえで、舛添知事は「保存する職員がいるかもしれないし、ゴミ箱に捨てる職員もいるかもしれない」と述べました。都
によりますと、保管されている紙袋などを直ちに廃棄するかどうかは、決まっていないということです。
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