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中国山東省の工場爆発 有毒物質の拡散警戒8月23日 11時32分
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中国・山東省の化学工場で22日、爆発と火災が起き、工場の従業員1人が死亡、9人がけがをしました。地元政府は、工場にあった有毒な化学物質が周辺に拡散していないか警戒を続けています。
中国沿海部の山東省※シ博にある化学工場で、日本時間の22日午後10時ごろ、爆発と火災が起きました。火はおよそ5時間後に消し止められましたが、焼け跡から工場の従業員1人が遺体で見つかりました。また、9人がけがをして病院に運ばれました。
消防によりますと、工場は、燃えやすい性質があるアクリロニトリルなど有毒の化学物質を扱っていて、それらに何らかの原因で引火し爆発したとみられるということです。地元政府は、これまでに基準を超える環境汚染は確認されていないとしていますが、アクリロニトリルなどが周囲に拡散していないか警戒を続けています。
中国では今月12日、天津で、化学物質が保管されていた倉庫とその周辺で大規模な爆発が起き、121人が死亡、54人が行方不明となっていて、現場の安全管理が大きな課題となっています。
※シは、さんずいに「災」の「火」が「田」
消防によりますと、工場は、燃えやすい性質があるアクリロニトリルなど有毒の化学物質を扱っていて、それらに何らかの原因で引火し爆発したとみられるということです。地元政府は、これまでに基準を超える環境汚染は確認されていないとしていますが、アクリロニトリルなどが周囲に拡散していないか警戒を続けています。
中国では今月12日、天津で、化学物質が保管されていた倉庫とその周辺で大規模な爆発が起き、121人が死亡、54人が行方不明となっていて、現場の安全管理が大きな課題となっています。
※シは、さんずいに「災」の「火」が「田」