世界の平均気温、史上最高 今年1~7月、進む温暖化気温が上昇したローマで涼む人々=7月3日(AP=共同) 地上と海面を合わせた地球全体の1~7月の平均気温が、観測記録が残っている1880年以降で最も高かったことが22日、米海洋大気局(NOAA)の分析結果で分かった。日本列島ではこの夏、厳しい暑さが続いているが、世界全体で温暖化の傾向が進んでいることを示していると言えそうだ。 海外メディアによると、気象専門家は、太平洋赤道域の海面水温が南米ペルー沖で高まる「エルニーニョ現象」が発達したため、世界的に高温になったとみている。各地の熱波や干ばつがしばらく続くとの見通しも出ている。 【共同通信】
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