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バンコク爆発事件 男は外国人か
8月20日 4時17分

バンコク爆発事件 男は外国人か
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タイの首都バンコクで起きた爆発事件で警察は19日、氏名不詳のまま殺人などの疑いで逮捕状を取った男が英語ではない外国語を話していたと明らかにし、男が外国人である可能性があるとみて行方を捜査しています。
今月17日にバンコク中心部の繁華街にある「エラワン廟」で起きた爆発事件では、これまでに20人が死亡し、日本人男性1人を含む125人がけがをしました。
警察は監視カメラの映像から、現場にリュックサックを置いて立ち去った不審な男が犯行に関わった疑いが強まったとして19日、氏名不詳のまま殺人などの疑いで逮捕状を取るとともに似顔絵を公開して行方を追っています。
警察のその後の調べで男は、爆発の現場から南におよそ400メートル離れた場所からバイクタクシーに乗りおよそ1キロ離れた公園まで移動していて、その際、携帯電話で英語ではない外国語を話していたことが新たに分かりました。警察は男が外見の特徴からも外国人である可能性があるとみて行方を捜査するとともに事件の背後関係の解明に全力を挙げる方針です。
一方、警察は爆発直前の監視カメラの映像から、男がリュックサックを置く様子を周囲から隠すような不審な行動を取っていた男が別に2人いたことを明らかにし、複数犯による計画的な犯行の可能性もあるとみて調べています。

容疑者の足取り

タイの警察によりますと、男は爆発が起きたおよそ20分前に「トゥクトゥク」と呼ばれる三輪のタクシーに乗って「エラワン廟」にやってきました。
その後、鉄製の柵の近くに座り込み、背負っていたリュックサックを地面に置いたあと立ち去り、このあと、爆発が起きました。
男は現場から南に向かって歩きだし、およそ400メートル離れた場所でバイクタクシーに乗りました。そこから1キロほど離れたルンピニ公園の近くで、バイクタクシーを降り、北側に歩いて行ったということです。
男を乗せた運転手から話を聞いたという、同僚の別の運転手は「男は比較的色白で外国人のように見えたと聞いた。運転手には何も話さず、ルンピニ公園と書かれた紙を見せたそうだ」と話していました。

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