強化ガラス食器破損:3年で事故45件 破片で指けがも
毎日新聞 2015年08月20日 09時35分(最終更新 08月20日 09時55分)
強化ガラス製の鍋ぶたや食器が突然、粉々に割れる事故が2012年4月以降の約3年間に全国で少なくとも45件寄せられ、うち8件で割れた破片で指を切るなどのけがをしていたことが20日、消費者庁や製品評価技術基盤機構(NITE)への取材による集計で分かった。
強化ガラスは表面に細かな傷があると、急な温度変化などで激しく砕け散る恐れがある。消費者庁は12年4月に注意喚起したが、それ以降も後を絶たないため、再度注意を呼び掛ける方針だ。
事故があった製品の内訳は、鍋やフライパンのふたが多く28件、それ以外のグラス、ボウル、皿などの食器が計17件。(共同)