サムスン電子会長の長兄 李孟熙氏が他界  

【ソウル聯合ニュース】李健熙(イ・ゴンヒ)サムスン電子会長の長兄、李孟熙(イ・メンヒ)元第一肥料会長が14日、がんのため中国・北京の病院で死去した。84歳。

 孟熙氏はサムスングループを創業した故李秉チョル(イ・ビョンチョル)氏の長男で、李在賢(イ・ジェヒョン)CJグループ会長の父。

 秉チョル氏の後継を争った末に弟で三男の健熙氏にサムスングループの経営権を譲り、グループ会社の第一製糖を譲り受けて独立した。第一製糖は後にCJと名を変えた。

 孟熙氏は2012年、秉チョル氏が生前に第三者名義で信託していた財産を健熙氏が勝手に自分名義に変更したと主張し、健熙氏に7000億ウォン(現在のレートで約740億円)余りの支払いを求める訴訟を起こした。訴訟はサムスングループとCJグループの確執に広がる様子を見せ、社会的に注目を集めた。

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