中国流?“爆買いゴミ”で関空悲鳴 所かまわず商品の外箱など大量廃棄 (1/5ページ)

2015.8.16 07:02

関西国際空港の清掃員を悩ませる“爆買い”後のゴミの山=関西国際空港第1ターミナルビル4階国際線出発ロビー(提供写真)

関西国際空港の清掃員を悩ませる“爆買い”後のゴミの山=関西国際空港第1ターミナルビル4階国際線出発ロビー(提供写真)【拡大】

  • ゴミに張られていた送付状。家電製品などが多く宛名も中国人と見られる(提供写真)
  • “爆買い”後のゴミの山=関西国際空港第1ターミナルビル4階国際線出発ロビー(提供写真)
  • ゴミに張られていた送付状。貴金属なども多く宛名も中国人と見られる(提供写真)
  • ゴミと判別しにくい置き土産も=関西国際空港第1ターミナルビル4階国際線出発ロビーBカウンター前(提供写真)

 “爆買い”目的の訪日外国人客の残したゴミが関西国際空港にあふれている。搭乗の際、チェックインカウンターで荷物のかさを減らすため商品の外箱などを大量に破棄しているのが原因。ゴミ箱に入らず通路に大量放置されるケースも多く、新関空会社は4月下旬以降国際線出発ロビーの清掃員を3倍に増員するなど対応しているが、「マナーを守ってほしい」と頭を抱えている。(吉村剛史)

 ゴミの正体は家電や貴金属の空箱

 「朝夕の、中国便の出発ラッシュ前が特にひどい。所かまわず段ボールなど空き箱の山です」

 関西国際空港でターミナルビルの清掃などを請け負っている会社の幹部(55)はため息をついた。

 ゴミの“正体”は、ほとんどが家電製品や衣類・靴、貴金属、雑貨、医薬品、菓子などの空箱。訪日外国人は滞在中に購入した商品を出国に使う空港まで届けてもらうサービスを利用、搭乗の際に荷物のかさを減らすために段ボールなど梱包(こんぽう)材や商品の外箱を捨てている。

受取人名は「LIU」(劉)や「WU」(呉)、「LAI」(頼)

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