会社にはたまに、
「仕事熱心で、でもコミュニケーション能力が異様に低く、しかし自分自身のコミュニケーション能力が低いだなんて一切思ってないどころか自分は人とうまくやっていると思っている」
という本物のキチガイがいて、そのキチガイに耐え切れなくなった奴らは辞めていきます。
するとどうなるか。
残ったキチガイは職場のまとめ役になるわけです。その上自分をベテランで厳しい職場でも残り続けたプロだと勘違いしてしまう。
するとどうなるか。
最終的には会社は死ぬわけです。
そういうキチガイがのさばってしまうような社風だったらますます。会社は死にます。
僕はもうキチガイの言うことに従って生産性のない業務に携わるのが嫌で嫌で、会社を辞めたくてたまりません。
だけどまだ辞められません。まだ転職して一年半しか経ってないからです。
今の環境に問題があるなら逃げるのは当然で、むしろここで逃げないと心や体を壊して取り返しがつかなくなるおそれだってある。転職の理由が「逃げ」であることで悪いことなんてひとつもない。
これはよくある自己啓発本系の書き方で、「働いている本人には一切問題がない」がいつの間にか前提となり、さらに転職までの経緯(在職何年目とか)とかもすっぽ抜けている(抜かしている)。
例えば、仕事辞めたい、って言ってる奴がどうしようもない根性なしでこらえ性もなくその上仕事もできなくて過去10回転職している、なんてパターンなのかもしれない。
その場合、結局辞めて次に入っても、やっぱり同じ繰り返しになってしまうわけです。
現状として、僕は上司がサイコパスで本物のキチガイだというのは百も承知していて、それと同じくらいに、僕なんかはまったく仕事ができなくて根性もないと自覚しています。
すでに何度か転職していて、今の会社ももちろん転職したい。ムカつく上司をその場で切り刻んで刺身にして見て見ぬ不利だった周りの連中を火炎放射器で消し炭にしてから窓をカチ割って投身自殺したくてたまりません。
でも今のままで転職してしまったら、次就職活動するときに面接で、
「なんでこんな短期間で辞めたの? どうせムカつく上司を切り刻んで刺身にしたいと思ってて、ついでに見て見ぬ振りだった周りの連中を火炎放射器で消し炭にしたいとか思って辞めたんでしょ?」
みたいに聞かれるに決まっています。
だから、あと〇年は今の会社で耐えがたきを耐え、忍び難きを忍び、上司をぶっ殺した後に転職しようと決意しています。
仮に、その間に上司が死んだり殺されたり殺したりしたら、今の職場での居心地もかなり楽になりますし。
ただ、色々考えて僕はこの地獄にもう少しいようと思っているけれど、意外と転職してみたら実際次は天国で、毎日かわいいバイトの姉ちゃんがデスクの下に待機しててバキュームフェラして丹念なお掃除フェラまでしてくれるような職場にすっぽり入れてしまう可能性もゼロではないわけです。
結局、やってみなければわからない。
転職しないことも、転職することも。
バキュームフェラされたいなあ。