今回はCNNの「ブレードランナー:日本刀の強烈なまでの神秘性」という記事から。
記事はそのタイトル通り、CNN曰く「日本の精神」である日本刀に迫ったものです。
以下記事の概略
・徳川家康が日本刀を「侍の魂」と位置づけ、侍の献身性を芸術に昇華させた・100口以上の刀が、影響力や早急な修復の必要性から国宝に認定されている(第2次世界大戦下の紛失・焼失、その後の連合軍による接収も認定に拍車をかけた)
・日本刀に惹かれ、日本刀を販売する会社を立ち上げたカナダ人男性の物語・神戸にお店を構える日本刀販売店店主の話(近年は刀を輸送してくれない航空会社が増加している。
また、日本の文部科学省が、国の宝が海外に流出しないよう、
情報を提供するよう販売業者に要求している為、刀の輸送が難しくなっている。
・イギリスの空手王者であり刀剣の専門家でもある、ポール・マーティン氏の話(輸送の問題から、中国製などの安い刀が台頭しつつある。
が、すぐに日本刀の地位と需要が脅かされるということにはならないだろう。
刀鍛冶は全員免許を持っており、製作数に制限もあるため、質が落ちる事はない。
質に関してはばらつきがあるのは確かだが、伝統は強固である)
最後に、「日本国内外で、『侍の魂』を信奉する人々の数は増えている」
という言葉で記事は締められています。
フェイスブックのページでは、「40万ドル(約5千万円)以上払ってでも、
日本刀を購入してみたいですか?」と読者に質問が投げかけられており、
コメント欄には様々な回答が寄せられていました。
海外「日本刀スゲー!」 日本刀 VS マシンガンの映像に外国人衝撃※写真の太刀(13世紀)は、1992年に米オークションで約42万ドルで落札された
翻訳元■ 買うだけのお金があれば俺も一口欲しいけどねぇ。
+1 アメリカ ■ もちろん俺は買う!
……日常で使わないものに注ぎ込めるだけのお金があれば……。
+4 カナダ ■ 40万か……買いだよな。ペソなら。
+1 国籍不明■ 名刀がどこにあるのかアメリカ軍に訊いてごらん!
戦後アメリカ軍は敵の武器は全て接収したから……。
接収された日本刀の内の何口かは数百年前に作られたものだったり、
値段が付けられないどこかの家宝だったりするんだ……。
まぁ、軍の発表によると今では全部ないようだけど……。
+5 国籍不明■ 昔は神聖なものとして捉えられていたのに……。
今ではクールな小道具程度にしか見られてない。
+1 アメリカ■ いくら高いサムライソードを持っていたとしても、
重要なのは誰がそれを手に持つかなんだよ。
+3 タイ■ 40万ドルってなると、買うかどうかはモノによるな。
18世紀あたりに作られた逸品なら絶対欲しい。
+1 アメリカ ■ 俺は200万ドルまでなら日本刀にお金を出せる。
アメリカ■ 刀に40万ドルも出せるなら、そのお金を寄付しましょうよ。
+1 南アフリカ■ 僕がそれだけのお金を出せるのは家だけだ。
家を買うときでさえ尻込みしたくらいなんだから。
アメリカ ■ 結局のところ、日本刀は芸術作品だからね。
もし「これこそ自分の分野」ってくらいに好きなら買うべき。
アメリカ■ でもサムライって超クールだし、欲しいのは欲しいよな!!!
アメリカ■ 正直言って、完璧な日本刀には値段が付けられないよ。
完璧なナイフにも同じことが言えるけど。
俺は残りの人生を、その2つを見つけることに賭けたいと思ってる。
完全にハマっちゃってるから……。
+1 アメリカ ■ もしカタナに使えるお金があるならそりゃあ欲しいけどねぇ。
+6 国籍不明■ あとで中国製だって判明しちゃった時には……。
アメリカ■ お金があれば欲しい。
ピカソの絵画を買うのと同じで、投資目的になるかな。
長い目で見れば、お金を生んでくれるよ。
+2 アメリカ■ 40万ドルって、ビーチ近くのどんなタイプのコンドミニアムだって買えるじゃん。
それだけの大金を刀にだって???
国籍不明 ■ いや、むしろ何で買わないの?
アンティークでしょ。時間とともに価値が上がるぞ。
カナダ ■ これは前にどこかで読んだ話。
「Tickle Me Elmo」ってぬいぐるみが発売された時に、
姪のためにそれとフェラーリを交換した男がいたらしい。
買えるだけの財力があって、欲しいと思える何かに出会えたなら、
買わない理由がないよね。
アメリカ (
※アメリカで発売直後に人気に火が付き、入中困難となった。)

■ サムライが日本を統治していた時代の物なのかな?
それならいくらでも出したいと思える。
アメリカ ■ 日本刀は他人の魂みたいなものだから気軽には買えない。
フィリピン■ 本物のサムライがいた時代に作られた日本刀なら、
同じ目方の金とまったく同じの価値がある。
近代に作られた物でもかなり高いからね。
国籍不明■ 400ドルで買えるなら間違いなく買うんだけどなぁ!!
フィリピン■ ニンジャみたいに銃弾を避けられるようになるなら買う!
+3 南アフリカ■ ランボルギーニ・アヴェンタドールと歴史ある日本刀。
どちらも同じ40万ドル……。
アメリカ 
■ 日本刀は日本の人たちにとっては国の財産なんだよ。
だから神聖な日本刀に40万ドルっていうお金を出す人達がいる。
どうしてこっちの人間はダイヤやルビーとかの宝石に40万ドル出せて、
国宝級の、歴史的な逸品には出せないんだ。
+1 マレーシア■ ふざけた質問しやがってからに。
俺たちのほとんどは40万ドルの家すら買えねーよ。
+2 国籍不明■ 俺の名前も「カタナ」だぜ!
ケニア ■ カタナで戦うのって、銃を使うよりも技術がいるし、
忍耐力も必要になってくるよね。
+8 アメリカ■ 40万ドル級の日本刀は、大日本帝国の大将やセンゴクの大名が持っていたような、
歴史的価値のある相当な逸品だろうね。
+6 アメリカ(
※ちなみに大正天皇が東郷平八郎に下賜された刀が「なんでも鑑定団」に登場した際、
5000万円という鑑定結果(番組独自の見解に基づく)が出た)
■ 日本人にとっては凄く貴重で大切なモノなんだろうけど、
他の国の人は持ってても何をすればいいんだって感じになるよね。
イスラエル■ 買えるものなら買いたい。要はお金があれば。
だって日本刀って格好良いなんてもんじゃないじゃん。
しかも千年前に作られたような物まであるんだから。
歴史のひとかけらを手にしてみたくない人なんているの?
アメリカ■ 日本刀は比較不可能な特別な存在。
日本に行ったとき、「これを家に飾ることが出来れば」
って思ってしまうような美術品はやっぱり日本刀だった。
コンゴ■ アメリカにある日本刀は全部日本に返すべきだろ。
第2次世界大戦中に日本から盗んだものなんだから。
盗んだものは当然返さないといけない。
アメリカ ■ 全部が全部そうってわけじゃないよ。
中には日本で立派な振る舞いをしたアメリカ兵たちがいて、
それに感銘を受けた日本人から贈り物として貰った人もいる。
俺のおじいちゃんがまさにそうなんだ。
何年か前に盗まれちゃったけどね。
+1 アメリカ■ もしそれが18世紀に作られた物ならぜひ買いたい!
なぜって、世界に日本刀を超える刀はないんだから。
+50 アメリカ■ はっきり言って日本刀は過大評価でしょう。
アメリカ ■ 日本刀が「世界最高の刀剣」という称号を戴いているのは、
その鍛錬技術が認められていることはもちろん、
当時の欧州と比べて、その技術が進んでたからなんだ。
ロングソードは鎧もろとも敵の骨を砕くことが出来る。
でも日本刀は肉や骨に引っかかることなく人体を斬ることが出来る。
だから日本刀は「最高の刀剣」という評価なんだよ。
+1 台湾
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40万ドルと言えばジンバブエドル、廃止になったんだってね。