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薩摩藩“留学生”派遣から150年 若者が交流7月24日 7時01分
幕末に、当時の薩摩藩から19人の若者がイギリスに派遣されてから、ことしで150年になるのに合わせて、鹿児島県の学生や生徒らが、留学先だったロンドン大学を訪れ、イギリスの若者たちと交流しました。
幕末の1865年、当時の薩摩藩は、西洋の文化や技術を学ばせようと、若者たち19人をイギリスに派遣し、このうち14人がロンドン大学に留学しました。
留学生の派遣から150年になるのに合わせて、鹿児島県に住む中学生から社会人まで当時と同じ19人がイギリスを訪れ、23日、ロンドン大学でイギリスの若者たちと交流しました。
教室ではグループに分かれて、日本とイギリスの文化や習慣の違いをそれぞれ絵や文章で説明したり、好きな音楽やスポーツを英語で尋ねたりしました。
高校2年生の小牟田一翔さんは、「夢は国連の職員になることです。国によって異なる価値観を学び、たくさんの人を理解できるようになりたいです」と話していました。
ロンドン大学には、薩摩藩に先立って留学した長州藩の5人の名前も共に刻まれた記念碑が建てられているほか、薩摩の留学生の学籍簿も残されています。ロンドン大学のニック・タイラー教授は、「きょう訪れた皆さんは、グループで交流して、何かを発見し、成長しました。150年前に起きたことが繰り返されたのだと思います」と話していました。
留学生の派遣から150年になるのに合わせて、鹿児島県に住む中学生から社会人まで当時と同じ19人がイギリスを訪れ、23日、ロンドン大学でイギリスの若者たちと交流しました。
教室ではグループに分かれて、日本とイギリスの文化や習慣の違いをそれぞれ絵や文章で説明したり、好きな音楽やスポーツを英語で尋ねたりしました。
高校2年生の小牟田一翔さんは、「夢は国連の職員になることです。国によって異なる価値観を学び、たくさんの人を理解できるようになりたいです」と話していました。
ロンドン大学には、薩摩藩に先立って留学した長州藩の5人の名前も共に刻まれた記念碑が建てられているほか、薩摩の留学生の学籍簿も残されています。ロンドン大学のニック・タイラー教授は、「きょう訪れた皆さんは、グループで交流して、何かを発見し、成長しました。150年前に起きたことが繰り返されたのだと思います」と話していました。