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三菱自動車 アメリカでの生産から撤退へ
7月24日 6時16分

三菱自動車 アメリカでの生産から撤退へ
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三菱自動車は、販売不振が続いているアメリカでの生産から撤退する方針を固め、今後はアジアでの生産を強化していくことになりました。
関係者によりますと、三菱自動車は、アメリカで唯一の生産拠点であるイリノイ州にある工場での生産を打ち切る方針を固めました。工場は売却を検討していて、今後、ほかの自動車メーカーなどと交渉することにしています。
この工場では多目的スポーツ車を生産していますが、アメリカでの販売不振が続き、去年の生産台数は、工場の生産能力のほぼ半分の6万台余りにとどまっていました。
一方で、日本からの輸出などで、アメリカでの販売は続けることにしています。
三菱自動車は3年前にオランダの工場を売却していて、今回のイリノイ州の工場での生産打ち切りで、日本の主要な自動車メーカーとしては初めて、アメリカとヨーロッパの生産から撤退することになります。
今後は、販売が好調で引き続き成長が見込まれるアジアに重点を置き、タイやインドネシアなどでの生産を増強することにしています。

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