年間ランキングを席巻! 小室ファミリー伝説を振り返る

2015年7月24日 11時00分
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最近、小室哲哉が再び華原朋美をプロデュースしたことが話題になりました。現在も小室はプロデューサーとして楽曲提供を続けていますが、やはり1994年~1997年の黄金期の活躍は突出していました。
1990年代に青春時代を過ごした人たちであれば「小室ファミリー」を知らない人はいません。音楽プロデューサーである小室哲哉によって楽曲提供されていた歌手たちは軒並み大ヒット曲をとばし、一気にスターダムをのしあがっていきました。

代表的な歌手としては安室奈美恵、華原朋美、globe、trf(現TRF)がいます。また、小室は歌手にとどまらずに女優の篠原涼子や芸人の浜田雅功をプロデュースして、いずれもダブルミリオンを超えるヒットへと導き、改めて自身のプロデュース力を示しました。
そんな小室ファミリーが作り出した伝説を振り返ります。

【小室サウンドの特徴】


小室はなぜ流行する音楽をつくることができたのでしょう。小室楽曲の特徴として、カラオケ受けを視野に入れたキャッチーさがあり、覚えやすいものが多かったことが挙げられます。まさにカラオケの普及の流れに乗った音楽を作れたことが小室ブームへとつながったのでしょう。
それ以外では、転調の多さ・ダンスミュージックの要素・打ち込みサウンド・高い音域の曲などが彼の音楽の大きな特徴でした。

【週間オリコンランキングの1位から5位を独占】



1996年4月15日のオリコンシングルチャートでは小室哲哉プロデュース曲がトップ5を独占。ランキングは以下の通りでした。

1位 安室奈美恵「Don't wanna cry」
2位 華原朋美「Im proud」
3位 globe「FREEDOM」
4位 dos「Baby baby baby」
5位 trf「Love&Peace Forever」


【小室は年間ランキングも席巻】


全盛期の小室哲哉は年間ランキングでもその強さを発揮していました。特に全盛期の1994年から1997年には、必ずシングル、アルバムともにベスト10に絡むセールスを誇っていました。以下では小室が携わった代表的な年間ベスト10入りの曲をご紹介します。

「恋しさと せつなさと 心強さと」
女優の篠原涼子をプロデュースして発売された同曲。スマッシュヒットし1994年の年間3位を記録しました。この曲は最終的にダブルミリオンを売り上げました。

「WOW WAR TONIGHT~時には起こせよムーヴメント」

ダウンタウンの浜田雅功とH Jungle with tというユニットを組んで1995年に発売した曲。

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