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NEW!【2015.07.14】
青山 隼 選手 引退のお知らせ
このたび、6シーズンにわたり(2009-10、12-15)徳島ヴォルティスに所属した青山 隼選手が引退することとなりましたので、お知らせします。シーズン途中となりますが、本人の申し出を承諾し、契約を双方合意のうえ解除することとなりました。
なお、8月8日(土)に開催する明治安田生命J2リーグ第28節水戸ホーリーホック戦(19:00キックオフ/鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム)において、引退セレモニーをおこなう予定です。詳細につきましては、あらためてお知らせいたします。
【青山 隼選手 プロフィール】
■氏名 青山 隼(あおやま じゅん)
■生年月日 1988年1月3日
■出身地 宮城県
■身長/体重 182cm / 75kg
■ポジション MF
■サッカー歴 名古屋グランパスエイトU-18→名古屋グランパス→セレッソ大阪→徳島ヴォルティス→浦和レッズ→徳島ヴォルティス
■出場記録
年度 |
クラブ |
リーグ |
リーグ戦 |
カップ戦 |
天皇杯 |
2006 |
名古屋 |
J1 |
1試合 0得点 |
1試合 0得点 |
0試合 0得点 |
2007 |
名古屋 |
J1 |
0試合 0得点 |
1試合 0得点 |
0試合 0得点 |
2008 |
名古屋 |
J1 |
1試合 0得点 |
2試合 0得点 |
|
2008.5 |
C大阪 |
J2 |
14試合 0得点 |
|
0試合 0得点 |
2009 |
徳島 |
J2 |
45試合 2得点 |
|
1試合 0得点 |
2010 |
徳島 |
J2 |
18試合 0得点 |
|
0試合 0得点 |
2011 |
浦和 |
J1 |
1試合 0得点 |
1試合 0得点 |
2試合 0得点 |
2012 |
徳島 |
J2 |
16試合 1得点 |
|
2試合 0得点 |
2013 |
徳島 |
J2 |
33試合 0得点 |
|
1試合 0得点 |
2014 |
徳島 |
J1 |
4試合 0得点 |
4試合 0得点 |
2試合 0得点 |
2015 |
徳島 |
J2 |
6試合 0得点 |
|
|
合計 |
J1 |
7試合 0得点 |
9試合 0得点 |
8試合 0得点 |
|
J2 |
132試合 3得点 |
【青山 隼選手 コメント】
『本日をもって引退することを決断しましたのでご挨拶させていただきます。
はじめに、これまで9年半、試合に出ている時もそうでない時も、熱く応援してくださったファン・サポーターの皆様、ありがとうございました。そして、大きな怪我もなく丈夫な身体に育ててくれた両親、サッカーをするきっかけを作ってくれた兄に、今まで以上に感謝の気持ちを伝えたいと思います。
仙台でサッカーを始め、名古屋グランパスのユースで育ててもらい、トップチームに昇格してプロ生活をスタートしたのが10シーズン前でした。年代別代表として日の丸の入ったユニフォームを着て世界の同世代のトップレベルと戦うことができたことは、今日に至るまで常に自分のサッカー選手としての考えの礎になりました。
9年半の間、名古屋グランパス、セレッソ大阪、徳島ヴォルティス、そして浦和レッズの4つのクラブのユニフォームを着ることができた経験と、多くの人との出会いは僕の財産ですが、その中でも僕のサッカー選手としてのキャリアは徳島ヴォルティスというクラブの発展と共にあったという思いが強いです。名古屋グランパス時代の恩師である元強化部長の中田仁司さんに徳島ヴォルティスでプレーするチャンスをもらったのが21歳の時、そして浦和レッズへの移籍を経て、もう一度ヴォルティスに戻ってJ1昇格を成し得た2年前の国立、あの日は生涯忘れることのない一日です。
昨年、J1ではチームとして目標としていた成績を残せず、個人的にもシーズンを通して試合に出続けられたわけではなく非常に苦しいシーズンとなり、残念ながらJ1での戦いは1シーズン限りとなってしまいました。もう一度チャンレンジしようとスタートした今シーズンでしたが、自分自身が思い描くプレーが表現できないことがあり、サッカー選手である自己に対しての追求に、キャリアをスタートさせた時とのギャップがあることに気づきました。その気持ちが日々のトレーニングに全力で臨もうとする自分との葛藤を生み、その葛藤に勝てない以上、プロサッカー選手としてこれ以上ピッチに立つわけにはいかないと思い、プロの選手としてのキャリアを本日終えることを決断しました。
引退してからの方が人生は長いんだと先輩方から聞いてきた中では、どんな道に進むにしても新たなチャレンジとなりますが、これまでと同じように常に全力でぶつかっていきたいと思います。
最後になりますが、徳島ヴォルティスのファン・サポーターの皆様、株主・スポンサーをはじめ、クラブを支えてくださっている皆様、これまで応援していただきありがとうございました。そしてこれからも、クラブに対して更なるサポートをよろしくお願いします。新たな道に挑んでいく自分をこころよく送り出してくれるクラブに感謝し、本日、一番長くユニフォームを着たここ徳島の皆様の前でプロ選手としてのキャリアを終え、引退の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。』