冥王星、実際はちょっと大きめ 接近中の米探査機が観測探査機ニューホライズンズが11日に撮影した冥王星(右)と衛星カロンを組み合わせた画像(NASA提供・共同) 【ローレル(米メリーランド州)共同】米航空宇宙局(NASA)は13日、接近中の無人探査機ニューホライズンズの観測により、冥王星の直径が2370キロで、従来考えられていたよりも少しだけ大きいことが分かったと発表した。 ニューホライズンズは14日に冥王星の近くを通り過ぎながら地形や大気を接近観測する予定。NASAのチームは「謎に包まれた姿がさらに明らかになる」と期待している。 冥王星の大きさは、窒素やメタンなどからなる大気の影響で、遠く離れた地球から正確に見積もるのが難しかった。これまでの推定は直径2280~2400キロと幅があり、多くの説は小さめだった。 【共同通信】
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