【ソウル聯合ニュース】韓国の政府系シンクタンク、統一研究院がこのほど発表した「北朝鮮人権白書」の内容について、北朝鮮が「極悪非道の挑発だ」と非難したことに対し、韓国統一部の鄭俊熙(チョン・ジュンヒ)報道官は6日の定例記者会見で、「韓国を 誹謗(ひぼう)するのではなく、北の人権問題、実質的な人権改善のために努力することが必要ではないか」と述べた。
北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は5日、北朝鮮で2000年から14年にかけて公開処刑された人数が推定で1382人に上るとする同白書の内容について「人権謀略騒動は銃砲騒動に劣らない極悪非道な挑発であり、われわれの尊厳と体制を脅かす者には無慈悲な懲罰を加えるのがわれわれの確固とした立場だ」と批判した。