最近息子がウルトラマンを好き過ぎて、夜寝る前に200ページぐらいある分厚い図鑑をほぼ毎晩読まされるという地獄を味わっています。寺地獄です。私も図鑑は好きですし、ていうかその図鑑は授賞式の時にポプラ社の人がくれたもので、すごく立派なやつで、もらった時はやったーと思って、むしろやったーやったーヤッターマンぐらいのだじゃれ花火をドゴンドゴン打ち上げて大喜びしたんですけど、でもこれは寝る前に読み聞かせるような類のものでは無いのです。もういっかい言いますけど200ページぐらいあって情報満載なのです。
でも『テレビマガジン』のプレゼント当選者発表のページを読まされていた頃よりはマシというか楽かもしれない。(当選者の名前を延々と読み上げるというタイプのあれ)
これですね。全国の親御さんはこれを買って私と同じ苦しみを味わったらいいと思います。そして私と、寝る前の図鑑読み聞かせ辛すぎるゥ~常軌マジ逸してるゥ~って語り合おうよ。
あとこの話には全然関係ないですけど最近読んだちょっと昔の本にだらしない女の人を「ズベ公」と呼ぶ場面があって、時代やなあと思いました。ズベ公て。ちなみに『コーヒーと恋愛』という本です。主人公がモエ子という名前で、私は他人にモゲ子と呼ばれているので親近感が湧きました。モエ子とモゲ子……こうして並べてみるとたった一文字でえらい違いだよ。
寝る前にもだいたい一時間ぐらい息子のウルトラマンごっこにつきあわされてます。怪獣役の時はなんかモギャモギャ言って暴れといたらなんとかなるんですけど、最近「ウルトラマンみちこ」とかいう息子のオリジナルキャラクターをやらされることが多くなりまして、たいへんな苦痛を感じております。
役名しか教えてもらえないので、ウルトラマンみちこのイメージが皆無のまま想像で演じるしかないのですが、そうやってがんばっているにもかかわらず息子は「違う! みちこのビームはそんなんやないで!」と怒ります。地獄のようです。寺地獄です。気に入った言葉はしつこく使い回すタイプです。
寺地獄の話は尽きませんが、ここらへんでお知らせです。『パピルス』の8月号と『ダ・ヴィンチ』の8月号にインタビューン記事が載っとります。とりとめなくモチャラモチャラ喋ったにもかかわらず、どちらの記事もきれいにまとめていただいていて感動しました。凄腕ばいとなぜかお国訛りで感動しました。あと6月下旬ぐらいにいろんな新聞に載ったようなのですが7月も数日過ぎているのに今頃何言うとんねんという話ですので具体的にはいつのどれとかはもう書かないのです。さようなら。
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