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仏 工場で爆発 テロ事件とみて捜査6月26日 18時29分
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フランス南東部イゼール県にある工場に車が突っ込んだあと爆発が起き、現場近くで、頭部を切断された男性の遺体が見つかりました。治安当局は、現場近くにいた男1人を拘束するとともに、テロ事件とみて捜査を始めました。
フランス南東部イゼール県にある工場で、現地時間の26日午前10時ごろ(日本時間の午後5時)、入り口付近に車が突っ込んだあと、爆発が起きました。
フランスのAFP通信などによりますと、この爆発で複数の人がけがをしたほか、工場の近くで、頭部を切断された男性の遺体が見つかったということです。
AFPは、車に乗っていた男が小型の爆発物を爆発させたと伝えているほか、車に乗っていた男がイスラム過激派が使う旗を掲げていたという目撃情報もでています。
フランス当局は、現場近くにいた男1人を拘束し、テロ事件とみて、詳しく調べています。
現場は、フランス南東部の中心都市、リヨンからおよそ30キロにある工場地帯で、爆発が起きた工場は、アメリカに本社がある「エアー・プロダクツ」という産業ガスメーカーの工場だということです。
フランス政府は、南東部のテロに対する警戒レベルを引き上げるよう指示を出し、EU=ヨーロッパ連合の首脳会議に出席するため、ブリュッセルを訪れているオランド大統領は現地で声明を出したうえで、フランスに帰国するということです。
フランス政府は26日午後、国防に関する閣僚会議を招集し対応を協議するほか、カズヌーブ内相も現地入りをしています。
この事件を受けて、フランスの検察当局は26日、テロ組織が関わった殺人などの疑いで、捜査を始めたとする声明を出しました。現地に、対テロ専門の捜査チームを派遣したということです。
フランスのAFP通信などによりますと、この爆発で複数の人がけがをしたほか、工場の近くで、頭部を切断された男性の遺体が見つかったということです。
AFPは、車に乗っていた男が小型の爆発物を爆発させたと伝えているほか、車に乗っていた男がイスラム過激派が使う旗を掲げていたという目撃情報もでています。
フランス当局は、現場近くにいた男1人を拘束し、テロ事件とみて、詳しく調べています。
現場は、フランス南東部の中心都市、リヨンからおよそ30キロにある工場地帯で、爆発が起きた工場は、アメリカに本社がある「エアー・プロダクツ」という産業ガスメーカーの工場だということです。
フランス政府は、南東部のテロに対する警戒レベルを引き上げるよう指示を出し、EU=ヨーロッパ連合の首脳会議に出席するため、ブリュッセルを訪れているオランド大統領は現地で声明を出したうえで、フランスに帰国するということです。
フランス政府は26日午後、国防に関する閣僚会議を招集し対応を協議するほか、カズヌーブ内相も現地入りをしています。
この事件を受けて、フランスの検察当局は26日、テロ組織が関わった殺人などの疑いで、捜査を始めたとする声明を出しました。現地に、対テロ専門の捜査チームを派遣したということです。
フランスで最近起きたテロ事件
フランスではことし1月、パリの新聞社「シャルリ・エブド」が襲撃され、さらに2日後には、ユダヤ教徒向けの食料品店で立てこもり事件が起き、一連の事件で合わせて17人が死亡しました。
事件を起こしたのは、イスラム過激派の3人の男で、中東のイエメンを拠点に活動する過激派組織「アラビア半島のアルカイダ」が関与を主張する声明を出しています。
このテロ事件を受けて、フランス政府は、パリなどでテロに対する警戒を最高レベルに引き上げ、警戒を強めていました。
事件を起こしたのは、イスラム過激派の3人の男で、中東のイエメンを拠点に活動する過激派組織「アラビア半島のアルカイダ」が関与を主張する声明を出しています。
このテロ事件を受けて、フランス政府は、パリなどでテロに対する警戒を最高レベルに引き上げ、警戒を強めていました。