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大阪・ミナミの通り魔殺人 被告に死刑判決
6月26日 15時58分

大阪・ミナミの通り魔殺人 被告に死刑判決
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3年前、大阪・ミナミの繁華街で2人が殺害された通り魔事件の裁判員裁判で大阪地方裁判所は、「2人を殺害した無差別殺人という凶悪で重大な犯行で、死刑の選択はやむをえない」として、殺人などの罪に問われた男に求刑どおり死刑を言い渡しました。
住所不定、無職の礒飛京三被告(40)は、平成24年6月、大阪・東心斎橋の繁華街で、通りかかったイベント会社のプロデューサーの南野信吾さん(当時42)と飲食店経営の佐々木トシさん(当時66)を包丁で刺して殺害したとして、殺人などの罪に問われました。
裁判では礒飛被告の事件当時の責任能力が争点になり、検察が死刑を求刑したのに対し、弁護士は「精神障害の影響が一定程度あった」として死刑は重すぎると主張していました。
判決で、大阪地方裁判所の石川恭司裁判長は「覚醒剤を使っていたことによる精神障害の幻聴などによって善悪を判断する能力などが若干、低下していた可能性はあるが、著しく失われてはいなかった」として責任能力はあったと判断しました。
そのうえで、「2人を殺害した無差別殺人という凶悪で重大な犯行で、死刑の選択はやむをえない」として、礒飛被告に求刑どおり死刑を言い渡しました。

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