ヨハネスブルク=三浦英之
2015年6月23日11時08分
ナイジェリア北東部マイドゥグリのモスク(イスラム教礼拝所)付近で22日、2人の少女に装着されていたとみられる爆弾が爆発し、約30人が死亡、多数のけが人が出た模様だ。イスラム過激派「ボコ・ハラム」の犯行とみられている。AP通信が目撃者の証言として伝えた。
APによると、マイドゥグリで今月、自爆テロとみられる爆発が起きたのはこれで4回目。目撃証言によると、少女は2人とも10代。1人はモスクの人混みに近づいた時に爆発し、もう1人はそこから逃げだそうとしたところ、爆発したように見えたという。
国連児童基金(ユニセフ)の5月末の報告書によると、今年5カ月間で確認された自爆テロは約30件。少なくともその4分の3の事件で、女性や子どもが体に爆弾が巻き付けられ、爆発を強要させられたとみられている。
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