ここから本文です

断食破り、少年2人処刑=シリアの「イスラム国」

時事通信 6月23日(火)10時19分配信

 【ベイルートAFP=時事】18日からイスラム教のラマダン(断食月)入りしているシリアで22日、過激派組織「イスラム国」が断食破りを理由に少年2人を処刑した。在英のシリア人権監視団のアブドルラフマン代表が、住民たちからの情報として明らかにした。
 現場は東部デリゾール県の村で「2人とも『宗教警察』横の木に昼からつるされ、夜になってもそのままだと住民らが話している」と代表は語った。遺体には「断食破り」と掲示が添えられているという。
 「イスラム国」は支配地で斬首や石打ち、むち打ち、はりつけといった残酷な刑罰を科している。 

最終更新:6月23日(火)12時34分

時事通信