2015年、DNPは世にも珍しいゲームを開発しました。
その名も「もじもじくらべ」です。
みなさんフォントって知っていますか?
フォントとは文字のデザインの事を言い、書体とも言われます。
フォントによって描かれた言葉には、そのフォントの持つイメージが与えられ、
読んだ人の想像力を働かせます。
逆に対象に合わないフォントを選ぶとなんだかしっくりこない事もあります。
「もじもじくらべ」は、
絵柄に相性の良いフォントは何かを考える事で、みなさんにフォントの特徴と奥深さを感じてもらいたく開発しました。
さぁ、ゲームを通じて、様々なフォントの違いを体感してみてください!
キラキラしてかわいらしい「えれがんと」がパフェにはお似合いです。女の子っぽさに加えてちょっとレトロな雰囲気もあるので、もしかするとファミレスよりも喫茶店で食べるイメージかもしれません。「キャピー」の丸みからは、やわらかくて、ふわふわしたものがすぐ連想できます。
竹下直幸
1970年、埼玉県生まれ。1993年に多摩美術大学卒業後、株式会社モリサワに入社。同年開催された『モリサワ国際タイプフェイスコンテスト モリサワ賞』にて銀賞を受賞する。1997年に同社を退社後、1998年にタケノコ・デザインルームを設立。2007年には、オリジナル書体「竹」をモリサワより発表する。一年間限定のブログ「街でみかけた書体」を2006年に、2009年には「世田谷でみかけた書体」展を開催。2006年より多摩美術大学、2012年より東京藝術大学で非常勤講師を務めている。
うどんは和食なので筆書きの文字と相性がよく、麵の太さを表しているかのような極太の「太楷書体」や、どっしりとした「勘亭流」がしっくりきます。勘亭流はもともと江戸時代に歌舞伎の題字のために考案された文字ですが、伝統的な和のテイストを表す看板などによく使われています。
竹下直幸
1970年、埼玉県生まれ。1993年に多摩美術大学卒業後、株式会社モリサワに入社。同年開催された『モリサワ国際タイプフェイスコンテスト モリサワ賞』にて銀賞を受賞する。1997年に同社を退社後、1998年にタケノコ・デザインルームを設立。2007年には、オリジナル書体「竹」をモリサワより発表する。一年間限定のブログ「街でみかけた書体」を2006年に、2009年には「世田谷でみかけた書体」展を開催。2006年より多摩美術大学、2012年より東京藝術大学で非常勤講師を務めている。
「竹」は直線のみでできたちょっと堅さのあるカジュアルなフォントで、スティック状で表面がカリッとしたフライドポテトのイメージにぴったりです。また、とっつきやすく適度なやわらかさのある「キャピー」では、ホクホクで口当たりのよい感じがするので、こちらも○です。
竹下直幸
1970年、埼玉県生まれ。1993年に多摩美術大学卒業後、株式会社モリサワに入社。同年開催された『モリサワ国際タイプフェイスコンテスト モリサワ賞』にて銀賞を受賞する。1997年に同社を退社後、1998年にタケノコ・デザインルームを設立。2007年には、オリジナル書体「竹」をモリサワより発表する。一年間限定のブログ「街でみかけた書体」を2006年に、2009年には「世田谷でみかけた書体」展を開催。2006年より多摩美術大学、2012年より東京藝術大学で非常勤講師を務めている。
ゲームで楽しんだ方は、自分でもじもじカードを作ってみよう!