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日本の民間人 2年後にもロシアから宇宙へ6月22日 21時17分
民間人としてロシアの宇宙船で国際宇宙ステーションへの飛行を目指す日本人の元広告クリエーターが、宇宙旅行を企画する会社と契約を結び、早ければ2年後に打ち上げが実現する見通しになったことを明らかにしました。
国際宇宙ステーションへの飛行を目指す、日本の企業経営者で元広告クリエーターの高松聡さん(52)は22日、モスクワで会見し、宇宙旅行を企画する会社と契約を結び、早ければ2年後に打ち上げが実現する見通しになったと発表しました。
高松さんは、宇宙旅行を目指していたイギリスのソプラノ歌手、サラ・ブライトマンさんの交代要員として、ことし1月からロシアの宇宙飛行士の養成施設で訓練を受けてきました。
ブライトマンさんの宇宙旅行が延期されたあと、ロシア宇宙庁は「高松さんとの契約には打ち上げ費用が含まれていない」として、このままでは宇宙旅行はできないとの見方を示していましたが、高松さんは会見で「資金のめどが立ったため契約を結んだ」としています。
高松さんは契約額を明らかにしませんでしたが、ロシアのソユーズ宇宙船での宇宙旅行には日本円で数十億円かかるとされています。
高松さんは9月まで訓練を続け、ロシアで宇宙飛行士としての認定を受けて、飛行中に解像度の高い特殊なカメラで地球を撮影する計画などの準備を進めるとしています。
高松さんは会見のあと、「ついに宇宙飛行に向けた具体的な契約を結ぶことができて、ISS=国際宇宙ステーションに行ってアート制作をするということが可能になり、今、非常に晴れ晴れしい気持ちです。私がISSへ行ったら、写真と動画で今までにないような、まさに宇宙ステーションから地球を見ているような写真と動画を撮影して、地上にそれを持ち帰って皆さんに宇宙体験をしてもらい」と話していました。
高松さんは、宇宙旅行を目指していたイギリスのソプラノ歌手、サラ・ブライトマンさんの交代要員として、ことし1月からロシアの宇宙飛行士の養成施設で訓練を受けてきました。
ブライトマンさんの宇宙旅行が延期されたあと、ロシア宇宙庁は「高松さんとの契約には打ち上げ費用が含まれていない」として、このままでは宇宙旅行はできないとの見方を示していましたが、高松さんは会見で「資金のめどが立ったため契約を結んだ」としています。
高松さんは契約額を明らかにしませんでしたが、ロシアのソユーズ宇宙船での宇宙旅行には日本円で数十億円かかるとされています。
高松さんは9月まで訓練を続け、ロシアで宇宙飛行士としての認定を受けて、飛行中に解像度の高い特殊なカメラで地球を撮影する計画などの準備を進めるとしています。
高松さんは会見のあと、「ついに宇宙飛行に向けた具体的な契約を結ぶことができて、ISS=国際宇宙ステーションに行ってアート制作をするということが可能になり、今、非常に晴れ晴れしい気持ちです。私がISSへ行ったら、写真と動画で今までにないような、まさに宇宙ステーションから地球を見ているような写真と動画を撮影して、地上にそれを持ち帰って皆さんに宇宙体験をしてもらい」と話していました。