高広さんの話0623
【ブランドの読み物系オウンドメディアは終わってる】
ブランドが読み物系のコンテンツを1つずつを作っていても成果は出ない。そろそろ効果も持続性も無いことに気づくだろう。コンテンツはユーザーが作るべきであり、ブランドはその場やトピックを提供すべきだ。CMIが紹介するコンテンツマーケティングのベストプラクティスに読み物系のオウンドメディアなんて載ってない。AmexのOPEN Forumのようにプラットフォームを提供したり、ハーバーシティ(香港)のアヒルのようにネタを提供することでアクティベーションにつながるコンテンツを大量に発生させることがコンテンツマーケティングだ。ユーザーを呼びこむことではなく、ユーザーに受け入れられる様をHubspotの創業者チームは「inboundy」と呼んでいる。
【アクティベーションの無いコンテンツは終わってる】
ブランドがユーザーに有益な読み物系コンテンツを作っても、直接的に商品の広告にはならない。そこから更に本来の広告に誘導する必要がある。集客ができなければ記事ネットワークにコンテンツを配信し、「広告の広告の広告を打つ」というとても非効率な流れになる。ハーバーシティ(香港)のアヒルはモールへの集客が期待できる。SUBWAYのゲーム(?)は店頭で使えるクーポンを配信して、O2Oになっている。アクティベーション要素を含まなければコンテンツマーケティングにはならない。
【コンテンツSEOは終わってる】
コンテンツマーケティングでSEOだけを重視しすぎ。インバウンドマーケティングの例では「インバウンドマーケティングとは」というコンテンツを作り、雑誌メディアに連載を書き、スライドをSlideshareにアップし、イベントのインタビューに答え、Amazonに本を出した。色々なチャネルで「インバウンドマーケティング」に興味を持ったユーザーが自分についてのコンテンツに接触するようにした。SEOの順位ばかり気にするのではなく、複数のタッチポイントでどれだけユーザーとの接触の割合を取ることができるかを考える必要がある。オーガニックは「非ペイド」ではなく、複数の要素が有機的にユーザーに影響を与えることと考える。
【新しい価値が創れないマーケターは終わってる】
マーケターの仕事は商品に新しい価値を作ること。ジャパネットの高田社長は、本来ビジネスマンしか買わないICレコーダーを「家族に声でメッセージを残せる」というベネフィットで主婦やシニア層に売った。商品が解決できる課題を抱えている人に売るのではなく、ニーズを持っていない人に新しい価値を提供して商品を売れる人が本当のマーケターである。
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