野村HDと日本郵政、住信がJV設立を検討-資産運用業務で
2015/06/11 10:36 JST
(ブルームバーグ):野村ホールディングス と日本郵政グループ、三井住友トラスト・ホールディングスが資産運用業務で新会社を設立する方向で検討していることが分かった。
複数の関係者によれば、野村とゆうちょ銀行、三井住友信託銀行 は個人向けにリスクの低い投資信託などの金融商品を開発し、郵便局で販売することなどを計画している。交渉は初期段階で、設立の時期や出資比率などについては決まっていない。
日本郵政グループは今秋にも新規株式公開(IPO)する予定で、海外の機関投資家などに今後どのように収益を拡大するか戦略を示す必要がある。一方、野村などの証券会社や信託銀行は、貯蓄から投資へ個人金融資産のシフトを促し、証券取引や資産運用に関連するビジネスの拡大を狙っている。
野村、ゆうちょ銀、三井住友信託は2016年に新会社を設立することを目指していると日本経済新聞は11日付けの朝刊で報じた。各社の広報担当者はコメントを控えている。
記事についての記者への問い合わせ先:東京 日向貴彦 Takahiko Hyuga thyuga@bloomberg.net
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更新日時: 2015/06/11 10:36 JSTニュース一覧
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