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Do you like coffee?

いつか素敵な一杯をあなたに…

リストラ無職氏、お弁当を要求!

 

ちょっと今日はいつもと違う感じで(笑)

 

僕が住んでるアパートの隣の住人・・・

この人を仮に〝Y氏〟と呼びます。

 

Y氏は僕が4月に越してきてから、一週間で会社をリストラされました。

今年、34歳になった元営業職の人。

口癖は「奇跡が起これば良いんだけどな~」と云う、典型的な○ズ発言。

「この前なんかさ、親に泣いたふりして電話したら2万仕送りしてくれたよw」

完全にゲスの極みです(笑)

 

ある意味、振り込め詐欺に近いですから・・・

 

 

ハロワにも行かず、実家にお金の催促をすること週に2度。

食べ物がなくなると僕の部屋に来て必ず入り浸る。

「なんかね、さっきから良い匂いがするね?」と。

 

僕は「それ、Yさんの気のせいだと思いますよ?」と否定するが

Y氏は棚の上のパンを既に見つめている。

結局、Y氏にパンを与えてしまう僕もいけないのですが

先日はちょっと腹が立ったことが起こりました。

 

僕がcoffee豆を焙煎し終え、少し休憩していると

ドアをノックする音が聴こえたので開けてみました。

立っているのはY氏。

 

「俺さ、明日職安行くからお弁当が必要なんだよね?」と。

何の事だか分からないので「ああ、そうですか・・・」みたいな返事を返すと

「もしさ、お弁当がないことで俺が職に就けなかったらどうする?」と言います。

「そりゃ困りますよね。 コンビニに売ってますよw」とドアを閉めようとした瞬間

片足をドアに挿み、設錠しようとする僕を阻止しました。

 

「ま、待って!俺さ、シャケが好きなんだよ!」

自分の好みから言ってくる人を初めて目の前にしました。

そこで何度も押し問答をしたのですが、彼は一向に帰りません。

「取り敢えず落ち着こうよ!」と彼に制止されたのです。

なんか釈然としませんよね。

 

僕の部屋に上がり込むと、いきなり僕の寄生獣 3巻』を読み出して

「俺もシンイチみてぇ~になれたらなぁ~」とか語り始めました。

 

シンイチは寄生されている側で、Y氏はミギーの立場です・・・

 

 

 

 

 

『帰ってもらうためにお弁当を受諾』

 

結局、Y氏に帰ってもらうにはお弁当を引き受けるしかありませんでした。

好みは鮭を解してご飯の上に載せて欲しいこと・・・

 

なんか、イラっとしますねぇ・・・思い返すと(笑)

 

当日、僕は朝の4:00起きでご飯を炊き始めました。

前に披露した鶏のささ身を柚子風味で焼き、じゃが芋もちや

卵焼きなどを順調に詰めて行きました。

人参なんかも型抜きして、ちょっと可愛く。

 

まあ、男性の作るお弁当ですからシンプルですよね。

生まれて初めて食べさせるお弁当が男性ってのも・・・w

 

 

 

 

 

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で、Y氏に渡そうと思って悩んでいたんです。

お弁当箱のどちらを渡すか?

当然、僕はオレンジ色を選択するんですよ。

絶対にピンクは死んでも嫌なので。

 

でも、Y氏は右斜め上の考えでこう答えました。

「知ってる?今日の俺のラッキーカラー!オレンジだってさ」と。

 

 

しらんがな・・・

 

 

結局は、すったもんだしながら彼はピンクを選択したのですが

僕が出掛ける時に、Y氏の部屋から物音がしました。

台所の窓が開いていたので覗いてみると・・・

 

 

ゲームしてるんですわ!(爆)

 

 

ハロワにも行かず、ドラクエしてましたとさっ!(涙目)

 

この後、Y氏を部屋に入れてないですが

何故か外の窓から小石を投げて来るんですよね。

「いるんでしょ~? ウイイレ(サッカーゲーム)やろ~よ!」って

鼻ホジしながら呼ぶんですよねぇ。

 

 

あ、因みにお弁当箱は僕の事ですから

ミスドの引き換えです(笑)