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翁長知事 ハワイで議員と会談 計画反対訴え
5月28日 12時56分

アメリカ軍普天間基地の移設計画への反対を訴えるためアメリカを訪れている沖縄県の翁長知事は、最初の訪問先、ハワイでアメリカ議会上下両院の議員と相次いで会談し、みずからの権限を使って移設計画を阻止する考えを伝えたのに対し、議員からは「移設が止まれば代案が必要だ」などという意見が出たということです。
来月4日までの日程でアメリカを訪れている沖縄県の翁長知事は、日本時間の28日朝、最初の訪問先のハワイで、地元選出でアメリカ議会上下両院の軍事委員会に所属するメイジー・ヒロノ上院議員、トゥルシー・ガバッド下院議員と相次いで会談しました。
この中で翁長知事は、名護市辺野古への移設計画に反対する沖縄県の考えを説明し、「私の権限を使って辺野古に基地は造らせない。アメリカ政府は日本の国内問題だと言うが、辺野古に移設できなくなればアメリカ政府も関係ないとはならない。移設を中断して、日米両政府と沖縄県による話し合いの場を作ってほしい」と伝えたということです。
これに対し、ヒロノ上院議員は「日本政府がもっと話を聞くべきだ」と指摘したほか、ガバッド下院議員は「理解はできるが、辺野古への移設が止まれば代案が必要だ。次回は新しい提案をしてほしい」などと述べたということです。
会談のあと翁長知事は記者団に対し「議員は事実関係を初めて聞くような感じだったので、もっと発信していくことが大切だと感じた」と述べました。

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