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中国で「ドラえもん」 関係悪化以降初の邦画上映へ5月27日 21時16分
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中国で、日本の「ドラえもん」の映画が、28日から上映されることになりました。中国で日本の映画が上映されるのは、尖閣諸島を巡って日中関係が悪化した2012年9月以降、初めてとなります。
中国で上映されるのは、去年、日本で公開されてヒットした映画「STAND BY ME ドラえもん」で、28日から中国各地の映画館で上映が始まります。
北京の日本大使館によりますと、日本の映画が中国で一般に上映されるのは、映画祭などを除き、尖閣諸島の国有化を巡って日中関係が悪化した2012年9月以降、初めてだということです。
北京中心部の映画館では、28日からの上映を前に高さ1メートルほどのドラえもんの人形が設置され、店員によりますと、すでにチケットを予約した人もいるということです。
ドラえもんが大好きだという3歳の男の子を連れた母親は「こうしたよい日本映画は、とても好きです。たくさん上映してほしいし、みんな喜ぶと思う」と話していました。また、映画館の女性店員は「子どもの頃、多くの人がドラえもんを見て育ったので、売り上げは絶対によいと思う。国と国の間のことは政治の出来事であって、私たちの立場とは別の話です」と話していました。
中国では、海外の映画の上映には当局の許可が必要で、今回、日本映画の上映が認められたことは、中国当局が日本との関係改善に前向きな姿勢を示したものと受け止められています。
北京の日本大使館によりますと、日本の映画が中国で一般に上映されるのは、映画祭などを除き、尖閣諸島の国有化を巡って日中関係が悪化した2012年9月以降、初めてだということです。
北京中心部の映画館では、28日からの上映を前に高さ1メートルほどのドラえもんの人形が設置され、店員によりますと、すでにチケットを予約した人もいるということです。
ドラえもんが大好きだという3歳の男の子を連れた母親は「こうしたよい日本映画は、とても好きです。たくさん上映してほしいし、みんな喜ぶと思う」と話していました。また、映画館の女性店員は「子どもの頃、多くの人がドラえもんを見て育ったので、売り上げは絶対によいと思う。国と国の間のことは政治の出来事であって、私たちの立場とは別の話です」と話していました。
中国では、海外の映画の上映には当局の許可が必要で、今回、日本映画の上映が認められたことは、中国当局が日本との関係改善に前向きな姿勢を示したものと受け止められています。