ハワイの天文台施設、撤去を要求 州知事、日本のすばるも影響?日本のすばる望遠鏡など13基があるハワイのマウナケア天文台群(ハワイ大提供・共同) 【ワシントン共同】米ハワイ州のイゲ知事は27日までに、ハワイ島のマウナケア山頂近くに各国の研究機関が建設した13基の天文台施設のうち4分の1を撤去するよう求めると発表した。日本の国立天文台のすばる望遠鏡も含まれており、今後影響を受ける可能性がある。 自然や伝統文化を損なうとして反対運動が起きている口径30メートルの超大型望遠鏡(TMT)の建設を認める代わりに、既存施設の一部撤去を求めた。国立天文台も参加するTMTチームは「伝統に配慮して計画を進めてきた」と説明している。 マウナケア山頂は天候や大気の影響が少なく、天体観測に絶好の場所。 【共同通信】
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