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那覇空港 滑走路誤侵入はパイロットの勘違い
5月28日 10時58分

3年前、那覇空港で中国の旅客機が許可なく滑走路に進入し、別の旅客機が着陸をやり直したトラブルで、国の運輸安全委員会は、パイロットが管制官の指示の内容を勘違いし管制官も確認が不十分だったとする報告書を公表しました。
平成24年7月、那覇空港で中国東方航空のエアバスA319型機が許可なく滑走路に進入し、別の旅客機が着陸をやり直したトラブルで、国の運輸安全委員会は28日、調査報告書を公表しました。
それによりますと、管制官は滑走路の手前で待機するよう指示しましたが、パイロットは滑走路に入って待機するよう指示されたと勘違いしたとしています。
さらに、パイロットが誤った内容を復唱したのに、管制官は音声が不明瞭だったため間違いに気付かず、内容を確認することなく指示が正しく伝わったと思い込んだ可能性があるとしています。
指示が誤って伝わった原因について、報告書は、管制官がマイクを正しく装着しなかったため雑音が混じり、聞き取りにくかった可能性があると指摘し、メーカーの説明書に従ってマイクを使用する必要があるとしています。

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