(cache) 発達障害、目の動きで診断 大阪大、早期ケアに期待 - 47NEWS(よんななニュース)
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  • 発達障害、目の動きで診断 大阪大、早期ケアに期待


     大阪大のチームが開発したシステムで、子どもの目の動きを計測する様子(喜多村祐里大阪大准教授提供)

     子どもが素早く目を動かせるかどうかを確認することで、発達障害の一種である注意欠陥多動性障害(ADHD)かどうかを早期に診断する手法を大阪大のチームが開発し、27日付の米オンライン科学誌プロスワンに発表した。

     ADHDでは、注意力や落ち着きがなくなる傾向がある。脳機能の障害が原因とされるが、詳しい仕組みは不明。行動や本人らへの質問により診断するのが一般的だったが、チームの喜多村祐里准教授(社会医学)は「客観的な診断法として確立し、適切なケアを早期に提供できる態勢を整えたい」と話す。

      【共同通信】