野球：李大浩、韓日通算300本塁打

　日本プロ野球ソフトバンクホークスの李大浩（イ・デホ、32）が韓日プロ野球通算300本塁打を達成した。

　李大浩は8日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦（ヤフオクドーム）で五番・指名打者で先発出場、4回裏に先頭打者として打席に立ち、ソロホームランを放った。相手先発投手のケニー・レイがボールカウント3ボール－2ストライクから投げた球速123キロのスライダーをたたき、ボールは左フェンスを越えた。0－1とリードされた状況を1－1の同点にした1発だった。

　李大浩は2001年に韓国ロッテ・ジャイアンツに入団して11年までに通算225本塁打を、12年に日本プロ野球に移籍してからは同日まで75本塁打を記録した。12年と13年はオリックス・バファローズで24本塁打ずつ、ソフトバンクに移った昨年は19本塁打を放った。今年はソフトバンクが行った33試合の全てに出場、8本塁打（パ・リーグ2位）を記録している。李大浩はイ・スンヨプ（38）＝サムスン＝に続き、韓国と日本で300本塁打を超えた2人目の選手になった。イ・スンヨプは韓日通算556本塁打（韓国397本・日本159本）をマークしている。

　李大浩は1打席目からセンター前ヒットを出すなど、4打数2安打（1打点1得点）と活躍した。先月29日の日本ハム戦から8試合連続安打も続いており、打率は2割6分7厘から2割7分4厘に上がった。ソフトバンクは5－3で勝ち、パ・リーグ3位の座を守っている。