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鹿島アントラーズが診療施設開設へ
5月1日 14時16分

鹿島アントラーズが診療施設開設へ
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サッカーJ1の鹿島アントラーズが、スポーツ医学の豊富な知識と経験を生かして、茨城県鹿嶋市にあるホームのカシマスタジアムにことし8月、整形外科の診療施設の開設を計画していることが明らかになりました。Jリーグのクラブチームが診療施設を開設するのは全国で初めてです。
鹿島アントラーズには6人のチームドクターが在籍し、選手のけがの治療やリハビリを行っていて、スポーツ医学の知識と経験が豊富です。
アントラーズは高い医療技術を地域の人たちの診療に役立てようと、カシマスタジアムの敷地内にことし8月、整形外科の診療施設を開設することにしました。
診療施設には最新の医療機器を導入し、チームドクターが常駐して地域の人たちの診察を行い、チームが運営するフィットネスクラブを活用してリハビリのアドバイスなども行うということです。
Jリーグのクラブチームが診療施設を開設するのは全国で初めてです。
茨城県は人口10万人当たりの医師の数が全国で2番目に少なく、特に鹿嶋市のある鹿行地域は茨城県の中でも最も医師の数が少ない地域です。
一方、アントラーズは、ホームゲームのないときやシーズンオフのスタジアムの活用が課題になっていたということで、診療施設を開設することにより、地域医療の充実とチームの経営安定が図れるとしています。
アントラーズは「プロチームならではの最新の知見を取り入れた医療を提供することで、地域の皆さんの健康増進につなげたい」と話しています。

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