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京都がIngressで盛り上がり、高齢者までもぼけ防止にIngress
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)
みなさん、「Ingress(イングレス)」で楽しんでいますか。Ingressとはスマートフォンの位置情報を用いた陣取りゲームのアプリである。筆者もしっかりはまっており、2月末にレベル10になった。
つい最近、3月28日に京都で「Shonin(証人)」と呼ばれるIngressのイベントが開催された。まず青陣営が滋賀、京都、大阪を大きく囲む陣地(Ingressでは「CF」と呼ぶ)を生成して先制攻撃したかと思いきや、緑陣営が台湾、ロシア、八丈島にあるポータルを結んだ巨大陣営を生成し日本中のIngressユーザーを驚かせた。東京にいた筆者もびっくりした。
2014年12月に東京で開催された「Darsana」も「Shonin」同様に熾烈な戦いだった。Darsanaでは緑陣営が襟裳岬、グアム、チンタオにあるポータルを結んだ巨大陣営を作成し、その日は東京ではなく仙台にいた筆者までどっぷり緑陣営配下に沈められた。おかげでイベント会場から遠く離れているのに参加できたような気がして、うれしいような、くやしいような。青陣営の筆者としては緑陣営のスケールの大きさにひたすら圧倒される。
巨大な陣地を作るというのは簡単ではないのだ。陣地は3本のリンクを結んで作成する。リンクを張るにはリンク元となるポータルのそばでリンクを貼る操作をする必要があり、そのときにリンク先ポータルの鍵を所有していなければならない。ポータルの鍵を入手するにはそのポータルのそばでハックしなくてはならない。そのため、リンクを張るにはリンク元とリンク先の両方を訪問する必要がある。あるいは、仲間と協力して誰かが鍵を入手して誰かに手渡す(至近距離で「Drop」と「Acquire」操作をする)必要がある。
いずれにしても長距離でリンクを貼るには誰かが長距離を移動しなくてはならない。陣地を作成するにはリンクを3本結ぶ必要がある。つまりそれなりの旅費が必要となる。それだけではない。リンクというのは既存のリンクと交差してはならないというルールがあり、長距離でリンクを貼るとなると既存のリンクを避けられるような場所を選ばなくてはならない。巨大陣地を作成する人たちは世界地図を見ながら綿密に計画を立て、妨害のためのリンクを貼ったり戦術を練ったりする。なんて壮大なゲームであろうか。
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