ライフハッカー編集部 - 健康,食生活 12:10 PM
現実逃避的な食事を避けるために活用したい「ブロッコリーテスト」
何かを食べたいという衝動が襲ってくるような日があります。実際、本当に空腹なこともあるでしょう。でも、ストレスから一時的に逃れるために何か食べたいだけの場合もあります。あるいは、ただ暇なだけなのかもしれません。本当は空腹ではないのに空腹だと感じてしまう「感情的な空腹」をやめるには、まず本当に空腹なのかどうかを見分ける必要があります。「ブロッコリーテスト」をして、無駄な飲食を防ぎましょう。
「幸福感を与えてくれる食べ物」が存在するのには理由があります。ストレスを感じている時、あなたの脳は何かを口にすることでそのストレスを一時的に軽減する方法を見つけようとしているのですが、それによって不要なカロリーが身についてしまいます。これは悪いことでないにせよ、そのような食事により自分を癒していては、腹部に脂肪が付きやすくなり、糖尿病や心臓血管疾患を引き起こすリスクを高めることにもなります。
感情的な欲求に流されているだけでは問題を長引かせるだけ。フィットネスのコーチでフィットネス系サイト「My Body Tutor」の創設者であるAdam Gilbert氏は、身体的な空腹と感情的な空腹を見分けるのに役立つ「ブロッコリーテスト」 を提唱しています。基本的に、健康にいい食事をしたいかどうかを自問するテストです。Adam氏は次のように述べています。
「私はいま、ブロッコリーを食べたいか?」と自問しましょう。答えが「はい」ならお腹が空いています。どうぞ食べてください。
答えが「いいえ」なら、感情的に空腹なだけで、身体は実は空腹ではありません。あなたは何か他のもの(ストレス発散、気晴らし、ちょっとした現実逃避など)を求めているのです。このテストの考え方は、身体が空腹であればどんな食事でも魅力を感じる、というものです。もし野菜に魅力を感じないのなら、身体は空腹ではないのです。
シンプルなアイデアですが、意外と効果がありそうです。次に空腹だと感じたら試してみてください。
The Broccoli Test: How to Stop Emotional Eating|My Body Tutor