ピピピピピがブログを書きますよ。

運動もせず、ヘタレ顔でキーボードに手を置くピピピピピがブログを書く。野人の如き豪快さが欲しいね。

仕事を頑張っても、若い女子を見返す事は出来ない。モテないのは、雨の日に傘を差せないのと同じだ。

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視野の狭い十代・二十代女子は、男を直感のみで判断する

 その純粋さは愛らしい反面、手に負えない。
 知識も経験もないボンクラなのだ。
 若い女子は、思考する前から恋に落ちる。
 動物的な愛を求め彷徨う。
 リズミカルにステップを踏むように、本能のまま生きている。
 
 この無邪気さの前では、男は無力だ。
 金も地位も学歴もへし折られてしまう。
 ただひたすらに、選ばれるのを待つしかないのだ。

モテない男は、オーラが腐っている

 若い女子に直感で排除されてしまうのは、生物界の不要物である何よりの証拠だ。
 そうした不良品、ゴミ箱の残留物は、どう足掻いても産業廃棄物の域を抜けられない。
 血反吐を吐いて仕事に打ち込んだとしても、手に入るのは『モテの演出』技術だけである。
 雨でも雪でも街中でナンパを行い、捨て身の合コン参加を繰り返し、「数打ちゃ当たるのが女だよ」と自分に言い聞かせる毎日。
 モテなかった奴のリベンジ劇は、老いぼれが行う風呂覗きのようなものだ。
 思い描く景色を見る為に、見っともない姿を晒し続ける。

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若い女子にモテない

 それは、雨の日に傘を差せないのと同じだ。
 常に精神が泥んこで、生きているだけなのに毎晩通報される。
 何故なら、オーラが醜悪だからだ。
 全身の毛穴がカメラになっている、盗撮魔だと思われてしまう。
 モテない者は、村人を戦慄させる魔王でもある。
 街を歩くだけで、「このままじゃ世界が滅亡しちゃうよ」と嘆き悲しむ人が現れてもおかしくはない。
 多くの人は、それぞれの夢に向かって生きている。
 それなのに、悪臭たっぷりなオーラの存在をひしひしと感じ取ってしまうと、一気に自分の人生が汚染されて行くように感じてしまう。
 モテない者は、人類の敵なのだ。


 彼女が出来たら、毎回奢って上げようっと。
 感謝の言葉と笑顔があれば、じゅうぶんだ。
 ぜったいに怒らないし、嘘もつかないし、裏切らない。
 こんなぼくと付き合えば、どんな子でも長く続くんじゃないかなー?
 別に多くを望んでなんかいないんだ。
 たった一人の彼女がいたら、仕事も趣味も、人生そのものが楽しみに満ちるはず。
 あぁ。
 待ち遠しいな。その日が。


 こうやって綺麗な願望を持ったまま、女子に接すると、
「もう少し遊んだ方が良いんじゃない? 繊細ってか、優し過ぎるってか、ちょっと怖いよ?」
 と、非モテはバイトの休憩室の隅へと追いやられる。
 酷い場合だと、「デートもしない人間なら金も余ってるでしょ? ジュース買うから二千円貰うねっ」と財布からお金をくすねられてしまう。
 あまりのむごい仕打ちに、毎晩行っていた『架空の彼女との想像デート』すら出来なくなる。
 それだけならまだしも、「あぁーー。二千円取られたなら、なんかエロい交渉しておけば良かったな」と考えるようになってしまう。
 掃除を押しつけられ、金を奪われ、プライドに傷をつけられ……。
 その度に、「今日は三千円取られたな。後二千円プラスすれば、スカート捲らせてくれたかな?」と思考がエスカレートして行く。
 こうして、純粋だったはずの男は、身体的に清く、精神的にどす黒くなってしまうのだ。

「この世には神も仏もいねぇのかよ。これからは茶碗に箸を突き刺したり、葬式に出るのを辞めたりしてやるからな」
 悪性の言葉をひとりさみしく部屋で口にする手遅れな男。
 人間が持つ一貫性によって、負の思想が日夜強化されて行くのだ。
 こうなってしまうと、自宅に岬ちゃんが尋ねて来てくれてもどうにもならない。
「ニコ生でリスナー集めに過激な事やってるだけだろ? 消えろメンタルブスが! 媚びへつらいのバケモンと会話している暇はねぇんだ!」
 善意の美女が宝くじよりも低い確率で現れたとしても、こうした醜い言葉で追い返してしまう。

終わりだ……

 女子高生とか男子高生を見ているだけで、金縛りのような症状が起きるようになって来た。
 大学キャンパスって言葉を聞いただけで、三途の川が見える。

 頑張っても、知識を身につけても、稼げるようになっても、ただの自己満足でしかない。
「お仕事大変ですね。カッコ良いと思います」
 運良く褒め称えられたとしても、それは、「元気な赤ちゃんですね」と人生一日目に看護師さんが放った一言と変わりがない。
 使い回しだ
 理性の言葉だ
 本能レベルの愛ではない

 大人になってしまったら、「大人になったら見返す!」は無意味だ。
 どれだけ、一生懸命生きようとも下りた幕は上がらない。
 受け入れてくれる大人が周りに増えるだけだ。

 

 あの日、「メールしつこいんだけど」「ごめんね。謝るから電話しても良い?」「はぁ? うぜーよお前。ネチネチした声聞きたくないんだけどっ!」「ごめん……」「今までありがとうございました。このメール送信後、着信拒否をさせて頂きます。それでは」と優しいコミュニケーションをしたあの子はもういない。
 いるのは、大人になって寛容さを身につけたあの子だけである。

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人生は悲しい物語だ……

 僕はこれからの人生、二度と笑えないかもしれない。
 ただ黙々と仕事をして、晴れでも雨でも傘を差して生きて行こう。
 夢に破れたバンドマンにしか夢を感じられない。
 敗者の仲間が出来れば、はっきり言って嬉しくなるからだ。
 売れっ子バンドマンを見ると、夢が吸い取られる。
 格差を感じる。
「一度きりの人生なのにかわいそうだね?」
 全ての曲がそう言う唄にしか聞こえない。
 

 来世は、マイルドヤンキーかつ男の娘になって、地方都市で自分にウットリしながら生きて行こうかな。

 

 

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