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知らぬ間に悪化する頭皮のフケにご用心!フケの原因から考える洗髪のコツ

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子どもや赤ちゃんに多く見られる、頭皮のフケですが、大人もフケが発生してしまうことがあります。一体、フケとは何なのでしょうか?また、どんな原因でフケが多く発生してしまうのでしょうか?今回は、気になるフケの基礎知識をご紹介しつつ、フケを改善させる洗髪や頭皮ケアのコツを解説します。

フケの原因は、頭皮の新陳代謝サイクルにあり

頭皮フケ

フケの正体は、古くなった頭皮の角質です。

人間の皮膚は新陳代謝を繰り返していて、古い皮膚は、新しい細胞に追い出すように、はがれ落ちます。これにより、私たちの体は常に新しい皮膚で覆われています。

頭皮は、通常1カ月くらいの周期で入れ替わります。そのため、フケができるのは当たり前です。フケが出ていないと思っている人も、実は小さなフケが落ちているのです。

そして、フケが多いと感じる原因は、頭皮の新陳代謝サイクルあります。新陳代謝のサイクルが短くなると、本来フケとして落ちるべきではない頭皮が、大きな塊のフケとなってはがれ落ちるからです。

では、なぜ頭皮の新陳代謝サイクルは短くなるのでしょうか。

頭皮の新陳代謝サイクルは、皮脂とマラセチア菌、肌質で決まる

フケできやすい

頭皮の新陳代謝サイクルは、頭皮に含まれる皮脂の分泌量と、頭皮に住みついているマラセチア菌の量、そして肌質で決まると考えられています。

マラセチア菌は、頭皮の皮脂を栄養素にしている菌です。そのため、皮脂の分泌量は、生活サイクルや体質、食生活などのさまざまな要因で増減しますので、過剰に皮脂が分泌されると、その菌が異常に繁殖してしまいます。

また、マラセチア菌は、脂肪酸という肌に刺激を与える酸を排出します。そのため、マラセチア菌が異常に繁殖すると、肌への刺激が強くなり、新陳代謝のサイクルが崩れる要因になります。

もちろん、同じような生活をしていても、フケが増える人とそうではない人がいます。これは、元々の皮脂の分泌量やマラセチア菌の量、肌質の脂肪酸の刺激を受けやすさが影響しているのです。

では、これらの原因を踏まえて、フケを悪化させないために気をつけるべきポイントを考えてみましょう。

フケを悪化させないためには、頭皮の潤いケアと定期的な洗髪がオススメ

フケ悪化

フケが多く出ると、頭髪に白い角質がからまり、不潔な印象を与えるだけでなく、頭皮のかゆみの原因にもなります。そのため、フケを悪化させないように、心がける必要があります。

フケを悪化させないためには、頭皮の乾燥を避けることが大切です。肌は乾燥していると、角質がはがれやすくなる性質があります。そのため、家にいるときには加湿をするなどして、頭皮に適度な潤いを与えておくことが大切です。

また、定期的な洗髪も大切です。洗髪をしないと、皮脂や汚れが頭皮に過剰に溜まり、新陳代謝のバランスが崩れる原因になります。定期的な洗髪で、頭皮の皮脂や汚れを洗い流しましょう。ただし、髪の洗い過ぎには注意が必要です。

頭皮の健康状態は、皮脂やマラセチア菌、肌質のバランスで成り立っています。洗浄力の強すぎるシャンプーを使ったり、1日に何度も洗髪をしてしまうと、このバランスが崩れてしまうので注意しましょう。

フケを抑えるスカルプケア&洗髪のコツ

フケ抑えるコツ

洗髪でフケを抑えるためには、いくつかコツがあります。

まず、シャンプーを付ける前に、ブラッシングと湯洗いをしましょう。髪のブラッシングは、汚れや髪をあらかじめ落としおくことができます。また、髪の湯洗いは、余分な皮脂を流し、毛穴が開いた状態にしてくれます。

ブラッシングと湯洗いが終わったら、いよいよシャンプーの出番です。フケの原因となる皮脂や菌は、主に頭皮にあります。そのため、シャンプーの際には、指の腹を使って優しく、頭皮を意識して洗いましょう。

また、フケが多い人のなかには、頭皮に付着しているシャンプーを流しきれていないケースがあります。シャンプーを洗い流す工程も入念に行うと良いでしょう。

今回の記事はお役に立ちましたでしょうか?スカルプケアや洗髪のコツは、文字で説明しきれない部分も多く、少しわかりづらかったかもしれません。もっと詳しいことを知りたい方は、ヘッドスパメニューを体験してみたり、美容室のスタイリストさんに相談してみると良いかもしれません。

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