MONOTO-SITUATION LUCID AND DAYDREAM

前作（？）である Progression の開発を始めたのが 2007年ですから、それからもう 8 年が経ちました。
その間には成功のようなモノから、失敗のようなコトまで、さまざまな振れ幅のある経験をさせてもらえました。
そして、そのおかげでこの世界の実装について、その片鱗に少し触れられたかな──と根拠のない確信が持てるようになりました。

ルールが分かれば、次は方法論です。
元々が不器用な人間ですから、目標設定は器用には決められません。
だから、やるべきと思えるコトを大前提として、逆算的に取らなければいけない方法論を突き詰めました。
結果、辿り着いたのが“物語を書く”という手段でした。

元々映画的なモノが好きだったのでいつかは──とは思っていたものの、そういったある種の願望を無視して、論理的に突き詰めた結果がそれというのもなんとも因果な話です。
ですが、だからこそ、これを作らなければ次へ進めないという強迫観念にも似た動機付けが持てたのだと思います。

──と、なんだか小難しい話をしましたが、この作品はあくまでも誰が読んでも楽しく感じられるエンターテイメント作品を目指しています。
ド直球で、ド王道な物語を、ド正直に書いたつもりです。
かっこいい（でも、ちょっと──いや、かなり変な）男の子と、かわいい（でも、ちょっと──いや、かなり変な）女の子が織りなすボーイミーツガールな話です。
そんな２人がとある事件に巻き込まれて必死に足掻く過程で、ある１つの答えを導き出す物語です。

もちろん、彼らの答えがそのまま万能の解決策にはなりません。
だとしても、答えを出すというコトととは──という１つの疑問に対しては何かしら応えられると信じて、この作品を完成させたいと思っています。

プロデューサー・ディレクター
阿部貴弘

タイトル

MONOTO-SITUATION LUCID AND DAYDREAM
モノト・シチュエーションルシッドアンドデイドリーム

ジャンル

ビジュアルノベル

発売日

今冬予定

価格

未定

対応機種

iPhone, PC