太ったネコみたい!飛行機からながめた無人島「上ノ根島」がかわいい
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写真を投稿したのは、面白い Web アプリケーションを開発することで知られるロプロス氏。北海道在住の同氏は、沖縄旅行からの帰りに窓から眺めた光景をカメラに収めた。
なるほど海の上に浮かぶ小さな島は、お腹のぽってり具合、お尻のもっちり具合といい、太ったネコそのものだ。
興味を持ったロプロス氏が調べてみたところ、どうやら鹿児島県奄美大島の近くにある「上ノ根島」という無人島だと分かったそう。Google マップで検索した結果も投稿しているが、やはり太めのネコそのものである。
同氏が写真を撮った際に乗っていたのはスカイマークの那覇発新千歳行き「754便」。1月29日〜3月28日の期間限定で飛んだ季節定期便だそう。
えん乗り編集部がスカイマークに問い合わせたところ、754便の今後の運行は未定とのこと。ほかにも本州から沖縄へ向かう便などはあるが、正確に同じルートを飛ぶかどうかははっきり言えないそう。
ちなみに取材に応じたスカイマークの担当者は、太ったネコそっくりの島については「初耳です」と笑いながら話していた。よく考えてみれば、空にいるあいだパイロットや客室乗務員などはとても忙しい。こうした発見ができるのは、乗客の特権かもしれない。
ところで件の上ノ根島。実は昔、黒船で有名なペリー提督が日本を訪れた際、美しさに打たれて「クレオパトラ・アイランド」と名付けたという話があるとかないとか。
何とも気になるのだが、島を管理する十島村役場に聞いた限りでは、観光客が普通に訪れられる場所ではないそう。大学の研究者などが特別に許可をもらって足を踏み入れる程度だとか。
空からはあんなに身近に見えるのに、実は遠い上ノ根島。満たされない思いになった人は、ネコカフェに太めの子をなでに行くしかないのかもしれない。