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メコン川に橋 タイ~ベトナム結ばれる4月6日 5時56分
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カンボジアのメコン川に架かる新たな橋が6日開通し、タイの首都バンコクからカンボジアを経てベトナム南部のホーチミンまでが一本の道路で結ばれ、物流の活性化につながることが期待されています。
この橋は、日本のODA=政府開発援助の無償資金協力によって、カンボジア南部を流れるメコン川で建設されたもので、全長は2200メートル余りとカンボジアでは最大規模となります。
現地では6日、カンボジアのフン・セン首相や日本の西村国土交通副大臣が参加して記念の式典が開かれ、日本とカンボジア両国の3世代6組が橋の渡り初めを行って開通を祝います。
これまではメコン川を渡る際に数時間のフェリーの待ち時間があり、物流の妨げとなってきましたが、橋の開通により、これが解消されることになります。現地に進出している日系の物流企業も、新たにベトナムから隣国カンボジアに向けた生鮮食品の輸送ビジネスを始めるなど、国境を越えた物流の活性化につながることが期待されています。また、ASEAN=東南アジア諸国連合が進める域内の経済統合に向けて、弾みがつくものとみられます。
現地では6日、カンボジアのフン・セン首相や日本の西村国土交通副大臣が参加して記念の式典が開かれ、日本とカンボジア両国の3世代6組が橋の渡り初めを行って開通を祝います。
これまではメコン川を渡る際に数時間のフェリーの待ち時間があり、物流の妨げとなってきましたが、橋の開通により、これが解消されることになります。現地に進出している日系の物流企業も、新たにベトナムから隣国カンボジアに向けた生鮮食品の輸送ビジネスを始めるなど、国境を越えた物流の活性化につながることが期待されています。また、ASEAN=東南アジア諸国連合が進める域内の経済統合に向けて、弾みがつくものとみられます。